必読! 再開発表とお稽古の話


こんにちは、はるとです。

まずは阪神タイガース優勝おめでとうございます。

これで宝塚が多少休演しても阪急阪神ホールディングスは安泰ですね。

と、ヅカファンはついつい阪神の優勝も宝塚中心にしか考えられない(笑)


で、皆さんが固唾を飲んで待っている11/17(金)の発表、実は舞台の準備やお稽古の都合もあってこの日になっているのをご存知でしょうか?


詳しく解説いたします。

まずは宙組と月組の話。

月組の「フリューゲル」東京公演の千秋楽は11/19(日)

そして東京宝塚劇場から月組が去って通常であれば11/25(土)より宙組の「パガド」の初日を迎える予定でした。

その11/25(土)に初日の幕を開ける準備として11/19(日)夜に東京宝塚劇場から「フリューゲル」の大道具を搬出し、さらに「パガド」の大道具の搬入や生徒の入れ替えがあり、それからいよいよ東京宝塚劇場を使った舞台稽古が始まります。

大道具を載せるトラックが19日(日)の夜から東京兵庫間を一晩かけて走り回り、大道具を載せたり下ろしたりする必要があり、さらに生徒の兵庫→東京への移動があるから手配の関係もあって、だから11/17(金)中に再開するかどうかの発表をすることにしたのは容易に想像がつきますよね。


そして雪組と星組の話。

同じく11/17(金)に11/24(金)の再開を発表するかもしれない雪組「ドイル」ですが、9/26に集合してお稽古が始まった直後に今回の事件が起きてお稽古が止まってしまったため、初日を11/10に開けることが出来なくなってしまったんでしょうね。

ただ10/31に新人公演の主な配役が発表された所をみると、その頃にはおそらくお稽古は再開されていたんだと思います。

ただしお稽古は遅れてしまい、11/10(金)の初日には間に合わなくなってしまっていて、それを発表したのが10/20でした。

もし11/24(金)に初日の幕を開けるとしたら遅れているお稽古場を使った通し稽古を仕上げて大劇場の舞台を使った舞台稽古を始めるのは11/19(日)頃から。

つまりお稽古場での通し稽古がしっかり終わって仕上げの大劇場の舞台を使った舞台稽古に移行できるかを判断するのが11/17(金)だったわけです。

一方、星組は…

そうするとバウと博多座を終えた星組がお稽古場に雪組がまだいるので11/18(土)頃まで使えない。

うわさでは星組の「RRR」の集合日はやはり11/18だそうです。

それ以上お稽古の開始が遅れたら「RRR」の公演日程もくるってしまう限界の日程だと言えます。

1/1に初日を迎える星組「RRR」ですが、お稽古場がいつもよりは2週間近く短くしか使えない関係で年末はお休みなしでお稽古しなきゃいけなくなるし、まして「タカラヅカスペシャル」なんかやる余裕もなくなったんだと思います。

だから「タカラヅカスペシャル」も中止。

もちろん「華やかなイベントは中止」という理由がメインだと思いますが、星組のお稽古日の不足という側面もあったと思います。

11/24からの再開を11/17に発表するのは、最初におおよそ11/17頃には判断がついて11/24あたりから再開できると読んだのではなくて、劇場やお稽古場の入れ替えやお稽古日数から11/17に判断して11/24に再開するのが日程的にスムーズだからという物理的な理由だったことがわかるかと思います。

劇団は11/17までに見通しがつくと判断したのではなく、各公演へのスタートを切るのを11/17にするとタイミングがあうからその日を選んだだけだったということです。


話は以上ですが、もうひとつ、気になる日程があります。

宙組の「パガド」のあとの博多座とバウの小公演ですが、通常だと初日の100日前頃に「出演者の振り分け発表」があります。

博多座「エクスカリバー」の初日は2/25。

その100日前だとだいたい11/15頃。

11/17(金)の雪組と宙組の再開の発表と同時期です。

宝塚友の会のデジタルカタログに博多座とバウのチケットの案内が載っていませんでしたが、もしかしたら11/17(金)の発表の頃までに「出演者の振り分け発表」がなければ中止なのかもしれませんね。


現在、兵庫の宝塚大劇場では公演が行われていなくて宝塚の街は静まりかえっていますが、もし宙組が再開されなかったら今度は東京宝塚劇場が11/19(日)の月組「フリューゲル」の千秋楽を終えると来年のお正月まで何も公演がなくなってしまいます。

今は関西のタカラヅカファンが寂しい思いをしてるのが、次は東京のタカラヅカファンが寂しい思いをする番です。

劇団には無理には再開して欲しくはないのですが、もしよかったらその時は他の組の公演日程を延長して欲しいなあ、なんて思ってます。


いつになるかわかりませんが、また劇場でお会いしましょう!



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