「嫁」から「添い遂げ」に 花組娘役トップの難しさ


こんにちは、はるとです。

花組のトップコンビの退団発表から3日。

ようやくちょっと書く気になりました。


トップ娘役の今の主流は「自組養成」

現在はほぼ全部の組に有力な娘役2番手が揃ってます。
   
これまでトップ娘役の就任は、トップ男役にぴったりと思われる娘役がいたら他の組からの場合「落下傘」→「1作前」→「3年前」と変わってきて、やはり時代はストレスの一番かからない「自組養成」へ。

現在のトップ候補は
花組 星空美咲  自組
月組 彩みちる 「3年前」
   天紫珠李  自組
   花妃舞音  自組
雪組 音彩唯   自組
星組 詩ちずる 「3年前」
宙組 山吹ひばり 自組

現在のトップは
花組 星風まどか 落下傘(スライド)
月組 海乃美月  自組
雪組 夢白あや  「3年前」
星組 舞空瞳   「1作前」
宙組 春乃さくら 自組
   (潤花    「1作前」)


こうして見ると唯一の落下傘である星風まどかは、宙組での実績があったり専科をはさんだりしましたが、やはり花組に「嫁入り」した際はけっこうストレスがあったんじゃないかと思います。

元々宝塚は男役優位。

そして相手役はかなり上級生。

そんな所に落下傘はまるで「お見合い」で嫁いでくるのと同じ。

特にフラッグシップである花組のトップ男役は女性ファンの人数も多く、そして一番うるさい。

トップ男役のファンからみたら他の組からきた「お見合いで来た息子の嫁」にはキビシイ。

まるで姑(しゅうとめ)

だからこれまでは同時退団ではなく交互にずらしての退団、もっと悪く言うと「嫁」が古くなると先に卒業させて「新しい若い嫁」を連れてくる。

ちょっとオーバーに書きましたが、それが花組トップ娘役の難しさの原因だったと思ってます。


ところが柚香光と星風まどかはそれまでの花組と違って「添い遂げ」

仲良く相思相愛での卒業です。

柚香光はどんな相手役にも優しく、最初は固かった星風まどかも徐々に心を開き、「二人だけの戦場」を「鴛鴦夫婦歌合戦」しながら「最後にかかった虹」を二人で手を繋いで渡って、同じ舞台で卒業です。

よかったね。


いろいろ難しかった花組もいよいよ同時退団になったのでこれからは「添い遂げ」が宝塚のスタンダードになるんでしょうね。

「落下傘」から「自組養成・同時就任・添い遂げ退団」ですね。


週末月組遠征に行ってくるのでたぶん2~3日ブログをお休みします。

ではまた劇場でお会いしましょう!



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