ラッキーガール 美羽愛 3つのラッキーこいこい

こんにちは、はるとです。

「ストルーエンセ」「応天の門」初日おめでとうございます。

そして「ボニクラ」も明日が初日。

2023年も2月になり、新作初日ラッシュの中で「うたかた」東京公演も楽しみですね。


その「うたかた」で星空美咲とともに星風まどかの脇を固める美羽愛が今日の主人公です。


花組の娘役バトルは厳しい。

もし花組のトップ娘役になろうとしたら実力だけでなく「運」が必要です。

美羽愛にはその「運を引き寄せる実力」があるのでは?

私が考える美羽愛の運の良さを3つあげてみます。


①「娘役3人体制のための別格上級生がいなくなったこと」

配信のための別箱3分割に必要な男役4人体制と娘役3人体制。

その娘役3人体制のためには「トップ娘役」と「2番手娘役」と「別格上級生」が必要です。

現在の花組娘役3人体制は星風・星空・美羽で、星風のあとも考え最近七彩の養成が始まりました。

花組には「別格上級生」がいません。

過去においては花組と雪組を往復した96期の朝月希和、5回の新人公演出演を誇る97期の城妃美怜、5組を渡り歩いた98期の真彩希帆、そしてあの100期の音くり寿がいたのですが、みんな別々の道に去りました。

だから現在100期の星風まどかの下に104期の美羽愛と105期の星空美咲という下級生が2人いて「3人体制」を組んでいるのです。

別格上級生が一人でも残っていたら美羽愛の出番はなかったかもしれませんね。


でもよく見ると今の娘役3人体制は100期の星風まどかから104期の美羽愛まで3学年が空いています。

だから次は…


②「101期から103期にライバルがいないこと」

花組には実は102期の舞空瞳がいました。

舞空瞳を入れたので他の102期と次の103期あたりにトップ候補がいないんですね。

舞空瞳は華優希と共にセットで促成栽培され、それぞれ星組と花組のトップになりました。

その102期の舞空瞳はあまりにも優秀で4年前に早々と花組から異動してしまい、華優希も早期に就任し3作で卒業。

そのへんの経緯は記憶に新しいところで割愛しますが仮に100期の華優希がのこっていて同期の星風まどかに変わっていなくても同じく100期が、そして舞空が異動していなければ102期がまだいて、もしかしたら①の別格上級生と3人で3人体制を作り、今でも活躍していたら美羽愛どころか星空美咲すらも出番がきていないかもしれません。

他の組はまだ99期以上のトップや別格がたくさん残っています。

つまり娘役3人体制が花組は今の100期・105期・104期とかではなく、98期・100期・102期とか…



でもトップや別格上級生がいても2番手枠は若手へ。

やがて104期同期の都姫ここが「Fairy Tale」で新人公演ヒロインを取ります。

そして次の「はいからさん」ではついに美羽愛の新人公演ヒロインが発表。

けれども公演中止に…


③「星空美咲が抜擢されるけれど美羽愛のことも忘れなかったこと」

ご存知「はいからさん」の新人公演はコロナで実施すれず、さらにここで今度は下級生である105期の星空美咲がいきなり小公演で抜擢されだしました。

星空美咲
「PRINCE OF ROSES」バウ出演
「銀ちゃんの恋」東上出演
「冬霞の巴里」東上出演
「巡礼」新人公演

バウ→東上→東上→新人公演という異例な流れ。

でも娘役には時々あることで仙名彩世も真彩希帆も新人公演をやらずにトップになりました。

また現在宙組の2番手の春乃さくらもバウを飛ばして新人公演→東上。

本公演は完走できない花組はなぜか小公演は全部完走してしまうので男役のためにヒロインが必要(笑)

だから星空美咲がルールを外れて小公演ヒロインを新人公演ヒロインより先にやるんですね。

破線上にならないのはそういう理由?


小公演と新人公演を並べると

「Fairy Tale」   都姫ここ
    (マスカレードホテル 朝月)
「はいからさん」 美羽愛(中止)
    (PRINCE OF ROSES 星空)
「アウグストゥス」(中止)
    (銀ちゃんの恋 星空)
「元禄バロック」 美羽愛
    (冬霞の巴里 星空)
「巡礼」     星空美咲
    (殉情WS 美羽・朝葉)
「うたかたの恋」 七彩はづき
    (舞姫 美羽)

美羽愛は「はいからさん」新人公演が中止になっても2作後の「元禄バロック」でヒロインにしてもらい、さらに2回連続のバウでワークショップヒロインと破線上ヒロインをすぐさせてもらいました。

花組は先に2番手星空美咲を養成しますが、美羽愛も忘れられずそのあとを追って鍛えられます。



美羽愛はラッキーです。

まとめてみると

①「娘役3人体制のための別格上級生がいなくなったこと」

②「101期から103期にライバルがいないこと」

③「星空美咲が抜擢されるけれど美羽愛のことも忘れなかったこと」


美羽愛は様々な壁をその「運」で乗り越えてきて、本当にラッキーですよね。

他の娘役が自分の前の壁を乗り越えてトップ娘役への道を進んで行く中で、美羽愛はここまで壊された壁を一緒に通り抜けることができて来ました。

「運を引き寄せる実力」は「あの笑顔」が原動力なんだと思います。


そして最近私の頭をよぎるのは…

今、もし星風まどかが卒業し、星空美咲が他の組のトップとして異動してしまったら、美羽愛が…?!



「新人公演ヒロイン」

総合評価       ☆☆☆

美羽愛も       ☆☆☆
星空美咲も      ☆☆☆
東京はやってない笑  ☆☆☆


ではまた劇場でお会いしましょう!





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