文春が宝塚を狙う理由

こんにちは、はるとです。

「MAKAZE IZM」2回目行ってきました。

今日は平和に潤花モンスターが暴れまわっただけでした(笑)


それにしても「文春砲」、まだ余韻を残してますね。

もし指導が事実としても上級生が若手や相手役を指導するのは当たり前で、結局は「相手のためになる指導」で「愛」があるかどうかだと思うのですが、これは演出家事件でも焦点でしたよね。


さて、本日は「文春が宝塚を狙う理由」について考えてみたいと思います。


去年から「宝塚」に関してはこれまで3回報道がありました。

①2022/9  花組(お茶会他)
②2022/12 演出家
③2023/1  宙組(トップコンビ)

まず①ですが、内容は誇張や悪意もありますが、事実としてはほぼ正確だと思います。

この時、おそらく文春側は「宝塚関連」のマーケットがそこそこあることに気づきます。

昨年はジャニーズ関連ニュースが大ヒットだったと思いますが、宝塚も同じ芸能ニュースですよね。


雑誌業界は年々発行部数が減り、昔は政治スクープ等で有名だった文春も50万部程度。

それを時代の流れと共にオンライン(ネット)で補おうとするのはどこの企業も同じです。

特にオンラインは「どの記事を読んだか」が具体的な数字がわかりますので「宝塚関連」のクリック件数や、「オンライン契約」がその記事でどの位延びたかが把握できます。

なのでまた「宝塚ネタ探し」を続けていたはずです。


そこへ②の事件。

これも誇張や悪意がありますが、内容的にはほぼ正確。

これで1000件ほどオンライン契約が増えたという文春の記事がありました。


そのオンライン契約なのですが、初回月は試し読みで月額100円。

週間文春は340円。②の記事が載った年末発売の新春特別号は490円。

チケット以外の出費にはキビしいヅカファンは読みたければ当然「試し読み100円」を選びますよね。

しかしこの契約は2ヵ月目からは2200円になります。

また契約を1ヵ月でやめると同じアドレスではまた100円では契約できない仕組みになっています。


そこで③の記事。

タイミングは「MAKAZE IZM」の公演期間にぶつけてきました。

内容的には、もし指導があったとしてもそれは日々のお稽古で許される程度のものが、大幅に誇張され歪曲されたもので、当事者の感覚をはるかに超えているもののように読めます。

もし正確に書くのなら本人に取材を申し込んだり裏付けを取ったりして、退団公演の「ボンド」上演時期にぶつけてもよかったのでは。


ではなぜそうしなかったのか?

それは「お試し100円契約」を「解約されずに自動的に月額2200円契約に移行」するために「1ヵ月以内のネタが欲しかったから」ではないでしょうか。


宝塚ファンの中心は中高年の富裕層の女性。

オヤジ文化の週刊誌業界にはなかった新たなマーケット層。

ファンには若い女性も多く、もしかしたらネタ切れのジャニーズ層の契約離れも繋ぎ止められるのかもしれません。


文春も商売です。

もしかしたら次も月組も雪組も星組も狙われるかもしれない。



だけど宝塚ファンの「夢」を壊して踏みにじらないで欲しい。


以上です。


「週間文春」

総合評価      ☆

買ったけど     ☆
スターが出てるので ☆
捨てられない    ☆


ではまた劇場でお会いしましょう!


昨日も「MAKAZE IZM」に行ったので、その時のレポートもよかったらどうぞ。真風涼帆がコメントしています。

その記事はこちら



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