こんにちは、はるとです。
今日から私の思う各組の娘役事情を連載します。
特に花組は娘役の扱いが他の組と違っているのでご参考になれば幸いです。
花組の特徴は「主役は男役」であること。
そのためか、過去においては集められた多くの優秀な娘役達が涙を飲んで去っていきました。
トップ娘役へのステップである新人公演ヒロイン→バウヒロイン→東上ヒロインの流れがはっきりしていないからだと思います。
政策が優先される娘役の決め方。
あるいは演目が先に決まってからの娘役選び。
例えば仙名彩世。
94期主席入団ですが新人公演ヒロイン経験なしのままバウ破線上ヒロ→桜咲彩花と東上破線上Wヒロ→東上破線下ヒロ→トップとなりました。
成績がいいから新人公演ヒロインをやらなくてもよかったのはわかります。
ただ当時花組はトップ娘役が他の組から連続でやってきていて、まるでその不満を静めるための遅咲きの仙名の登用に見えました。
華優希も新人公演ヒロイン→東上破線上ヒロイン→全ツ破線上Wヒロイン→トップと、こちらもバウヒロをやってません。
確かに「はいからさん」は華優希のはまり役でしたが柚香光の「少尉」もはまり役、先に「はいからさんありき」のトップ就任だったようにも見えます。
宙組から花乃まりあがやってきたのも明日海りおで「ミーマイ」をやりたかったから?
花組は過去に野々すみ花や実咲凛音が他の組でトップになったり、桜乃彩音と遠野あすかが重なったり、とにかく色々ありました。
これからは組でゆっくり養成し、組でトップになって欲しいです。
現在の花組の娘役3人体制は星風まどか・美羽愛・星空美咲です。
なぜ実質2番手の星空美咲の前に美羽愛の名前を出したかというと、星空はバウと東上が破線下なのに対して美羽はバウ破線上。
まあ新人公演ヒロイン→バウヒロイン→東上ヒロインというステップを踏まない花組なので破線下でもかまわないんでしょうね。
星風まどかは宙組で本公演5作と花組で「バロックロック」「巡礼」「うたかた」「鴛鴦歌合戦」の9作以上確定です。
柚香光と添い遂げなのか先に卒業なのか分かりませんが、星空美咲がもう出来上がっているので大丈夫です。
星風まどかの卒業後は、「うたかた」で新人公演ヒロインに選ばれた七彩はづきにバウをやらせれば3人体制が維持できます。
それからちょっと気が早いかもしれませんが「うたかた」のラストのカゲソロで話題になっている108期の花海凛は入団成績は3番です。
中卒なので新人公演はまだ出演していません。
過去に舞空瞳と華優希、星空美咲と美羽愛がセットで育てられたように、もしかしたら七彩はづきと一緒に育てるかもしれませんね。
以上です。
「花娘」
総合評価 ☆☆☆
優秀 ☆☆☆
豪華 ☆☆☆
ファンがうるさい ☆
ではまた劇場でお会いしましょう!