礼真琴復帰! 暁千星の荒々しいロナンを観た


こんにちは、はるとです。

星組「1789」暁バージョンを観る事ができました。


噂で「暁千星のロナンは大きい」とは聞いていました。

1幕目のボース地方の農村の場面で、暁千星が舞台の奥から走りでてくると、確かに「デカい」(笑)

それとともに感じたのは「荒々しさ」

迫力がありました。


暁千星の身長は173センチ。

調べてみたら現在のトップの身長は花組から順番に171・172・173・170・173センチ。

私は宝塚は実は「男役は靴をはいて身長を測る」と勝手に思っています(笑)

でももしかしたらそれを知らなくて暁千星は靴を脱いで測っちゃったんじゃないかとも思っています。

見た感じは175センチ級。


暁千星のことは私も元々月組ファンだったので研1の時からずっと見てました。

入団したての頃は本当にたよりない感じで何にも自信が持てず「これでいいの?」といつもキョロキョロしていた記憶があります。

研2の時の「メリーウィドウ」のニエグシュ役では北翔海莉に鍛えられ、研3・4の時には「センチュリー号」や「1789」で龍真咲に鍛えられ、「A-EN」「アルカディア」「ブエノスアイレス」ときてやっと出来上がってきたと思ったらいきなり星組に異動。

月組のみんなで見守り育ててきた「月組のプリンス」が突然「星の王子様」に変えられてしまって組子もファンも悲しみました。

「暁千星は星組にきて急に良くなった」という人がいますが、月組時代は3番手だったところ、星組で2番手になり出る場面も増えたし目立つように売り出されたからだと思います。

月組時代からずっとプリンスでした。


その暁千星のロナン、私の印象は「荒々しいかっこ良さ」

特に暁千星本来の芸風というわけではありません。

直接かっこ良さを出そうとするのではなく、荒々しいから結果としてよりかっこ良くなったんだと思います。


月組は役を与えられると名前のないどんな役でもその人間の家族構成や生い立ち等を考えて役作りします。

幸いロナンは考えなくても家族や生い立ちがすでに決まっていますので、その答えが「荒々しいロナン」だったんですかね。

学歴のない農家の息子。

かっこいいロナンではなく荒々しいロナン。


1幕後半から宮廷に仕えるオランプとの恋が進んで行きます。

荒々しいロナンと上品なオランプの対比がよりはっきりしていました。

銀橋での荒々しい力ずくのキスシーンにも説得力がありました。

本来なら出逢うはずのない身分の二人の恋がはっきりするところで1幕が終わります。


元月組ファンの私としては「まだトップになってないのに大羽根を背負った暁千星をみちゃった」「トップになったらこんな感じになるんだ」という感想。

そして12年間見守ってきて、やっとこの日がやってきたという感動。

代役ですけどね(笑)

たった今、礼真琴の8/24からの復帰のニュースが出ました。

ありちゃん、ロナン8回お疲れさまでした。

ではまた千秋楽でお会いしましょう!




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