こんにちは、はるとです。
昨日の続きです。
その前に、まずはこうした記事を書く前に気になる方には先におわびします。
そして本日は「蒼穹の昴」の千秋楽です。
昨日の公式発表を受けて私は書いていますが、そんな時に、と気分を害す可能性のある方は以下を読まないでいただくようお願いいたします。
検証
①カレンダー占いより
スターカレンダー 12月
ステージカレンダー 6月
カレンダー占いはもともと年の前半の卒業を占うことしかできないので、これには大きな意味はありません。
ただ、本公演「ライラック」は6月で本公演「ライラックの次」も12月であることは間違いなく、月城かなと(6月/2月)や礼真琴(1月/11月)が本公演と外箱の日程なのに対して、2回分の本公演の公演期間と一致していて真風涼帆(4月/1月)と同じように優先的に掲載月を割り当ててもらえた可能性はあると思います。
②雪組トップの任期の特徴
雪組は、例えば花組(明日海りお・10作)・月組(珠城りょう・8作)・星組(柚希礼音・11作)のような長期トップを置きません。
ここまで歴代トップの任期は音月桂(4作品)→壮一帆(3作)→早霧せいな(5作)→望海風斗(5.5作)と続いています。
これは品格のある雪組の伝統だと私は思っています。
「ライラックの次」は5作目になります。
③男役4人体制の維持
外箱2分割に1.2番手が、もしくは外箱3分割に備えて各組にはバウ主演以上の男役が4人必要と個人的に私は考えています。
現在雪組にはちょうど4人いて路線を形成していますが、世代交代に備えてなのか106期主席入団の華世京が「蒼穹の昴」で研3で早くも新人公演主演になりました。
もちろん本人の実力や容姿が優れているからに違いありませんが、彼女がバウ主演を経て4人目の位置につくことは多くの宝塚ファンが予想することです。
④朝月希和の3作卒業と夢白あやの就任
本日は「蒼穹の昴」千秋楽であると同時にトップ娘役朝月希和の卒業の日でもあります。
通常4作と言われるトップ娘役の任期に対して朝月希和が3作で卒業してしまうのは、もし4作目の「ライラック」での卒業になると、後任の夢白あやの就任が「ライラックの次」になってしまうのを避けた可能性があります。
では朝月希和が5作目の「ライラックの次」までトップ娘役をつとめれば同時に卒業できるのでいいような気もするのですが、自分が3作でも早く後任の若手娘役にその座を譲ってあげたいという朝月希和の優しさがあるのかもしれません。
⑤4人の95期トップが揃うこと
花・月・星に続いて雪組も95期がトップに就任すれば宝塚としても格好の話題となります。
ただすでに各組の95期トップ達もすでに就任して何作か主演していて4人揃うチャンスは短くなってきています。
宙組は真風涼帆が記者会見で「卒業は2022年の予定だったのが遅れた」ことを認めているうえに予想される次期トップの芹香斗亜を挟むと95期の桜木みなとのトップ就任はまだ先になり、雪組に4人目の期待がかかるのをご本人も分かっているのは想像にかたくありません。
さらに2024年は「ベルサイユのバラ」宝塚初演50周年。
当時「ベルばら四天王」と言って、榛名由梨・安奈淳・汀夏子・鳳蘭の4人が低迷していた宝塚を救い「中興の祖」とまで言われました。
劇団が95期を4人揃えて2024年を迎えたいのはそういったことと関係あるのかもしれません。
2025年の大阪万博に対しても宝塚は早くから5人のアンバサダーを選び関西経済の活性化の一助に、という考えと近い物があります。
以上です。
クリスマスの日に、こんな事を書くことになるなんて、私も思っていませんでした。
思えば22日の花組「新人公演その他の配役発表」「鴛鴦歌合戦」、23日の月組「月の燈影」「Death Takes a Holiday」に続き、昨日24日に普段は気にも留めない「今後のスケジュール」発表から、こんな悲しい話しになるかもしれないまだわからない事を皆さんに読んでもらう役になるなんて…
すべてが私の思い違いでした、と言えるほうが気が楽です。
年末が近づき、劇団からの公式発表もそろそろ少なくなっていくと思います。
ないとは思いますが月組の次回本公演の演目発表が次に控えているのが気になります。
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。