こんにちは、はるとです。
衝撃の退団発表から5日…
まだ私は引きずっています。
生徒の卒業は宝塚は避けられないいつか来る日。
昔の作品を何年かたって観ると、その後の事を重ねてしまい、また別の想いになってしまいませんか?
今日は2018年夏の月組3分割の事を書きます。
「聖愛女」
「ラストパーティー」
「雨に唄えば」でした。
まずは「聖愛女」(バウ)
主演は娘役トップの愛希れいか。
娘役が主演という異例の公演。
いかに愛希れいかが素晴らしかったかということですね。
このあと「エリザベート」で卒業。
ちゃぴは今もコロナと戦いながら「エリザベート」を演じています。
他に専科に行ってしまった紫門ゆりや、今度多分組長になる白雪さちか、今回卒業してしまう千海華蘭、前回卒業してしまった晴音アキ、渋い夢奈瑠音。娘役に変わったばかりの天紫朱李は2番手をつとめ、その後新公ヒロ、東上ヒロを獲得します。
その裏で新公ヒロをとったばかりの結愛かれんが2曲歌って新人公演で指摘された歌のリベンジをするのですが、今回の「応天の門」で卒業します。
ちなみに「聖愛女」はバウとしては初の映画館ライブビューイングだったそうです。
劇団としては今につながるエポックメイキングな作品だったのではないでしょうか。
次に「ラストパーティー」(青年館・DC)
今のトップコンビの月城かなとと海乃美月の他に組替えしてしまった暁千星が破線上の主な配役でした。
月城かなとにとっては初の東上であり、海乃美月と初めてコンビを組み、そして「ギャツビー」につながりました。
他に組長・専科クラスの悠真倫・憧花ゆりの・夏月都が出演しているのと、若手は英かおと・風間柚乃と、今回卒業の蘭世惠翔がまだ男役で出てました。
最後に「雨に唄えば」(赤坂ACT)
破線上は珠城りょう・美弥るりか・美園さくら・輝月ゆうま。
破線上にこの4人を並べているのがポイント。
美弥るりかは次の「エリザベート」で休演してしまいます。
美園さくらはこの作品で初東上、次の「エリザベート」でちゃぴが卒業してトップ娘役に。
輝月ゆうまは新人公演主演の経験がないままの破線上でした。
2018年夏の月組の3分割
当時の月組が(主に愛希れいかのおかげですが)いかに充実していたかが分かりますが、今思うとその裏で男役2番手や次期娘役トップの人事、若手娘役の抜擢まで様々なことが動いていたかも垣間見れます。
あれから4年…
ここに上げた生徒や書かなかった生徒も、新たな思いで次の舞台へ進んで行きます。
「宝塚」
総合評価 ☆☆☆
作品としての舞台 ☆☆☆
人生としての舞台 ☆☆☆
客席から応援するファン ☆☆☆
ではまた劇場でお会いしましょう!