「グレート・ギャツビー」観劇レポート

こんにちは、はるとです。

「グレート・ギャツビー」観劇しました。

とてもよかったです。

2008年に上演された瀬奈じゅんの日生劇場「グレート・ギャツビー」からむちゃくちゃパワーアップされてました。

その時は霧矢大夢の博多座「ME AND MY GIRL 」と二手にわかれての上演でした。

「ME AND MY GIRL」に人数をとられ「ギャツビー」は少人数口でストーリーをつなぐ感じでしたが、今回はフルメンバーでしかもVISAの付いた本公演なのでパワーアップするのは当然と言えば当然。

でもそれだけではないです。

もう新しい脚本を書くことはあまり期待できないあの小池修一郎が自分の脚本をさらに書きたしてより良くしたんですよ!

先日再演された小池作品である「ネバーセイグッバイ」はまったく手が加わってなかったです。

再演3度目でそのたびに自身で改良されるこの小池作品の完成度の高さは本当に素晴らしいと思います。

このことはプログラムに小池修一郎自身が書いているので是非しっかり読んでください。

具体的には歌も増え、大人数の場面がいくつも追加されとても豪華になっているし、以前にはなかったストーリーが加わって流れもより細かくなっています。

特にAKIHITO振り付けの男役の悪役ストリートダンスは見ものです。

月城海乃ペアも素晴らしい。

瀬奈じゅんの演じるギャツビーもクールでよかったのですが、月城かなとの演じるギャツビーはさらに優しさや繊細さが加わり、よりギャツビーがいい人間になって表現されているし、海乃美月演じるデイジーも城咲あいデイジーとは違ったよさが随所に見られました。

この大人っぽい月城海乃ペアにギャツビーはまさにぴったりな作品で、特にデイジー役は他の組の娘役トップには誰もできないと思います。

前回の「ロマンス劇場」も月城かなとと海乃美月のキャラの設定が面白くてとても良かったのですが、今回の「ギャツビー」もそれに負けないくらい良かった!

月城海乃ペアにはこれからももっと多くの作品をやらせて欲しい。

今日(7/23)バウホールで行われるはずだった峰さを理追悼チャリティーコンサートが急遽コロナで中止になってしまいました。

「ギャツビー」が途中で中止になったりせず一人でも多くの人が観ることができるよう心から祈ります。

「グレート・ギャツビー」

総合評価   ☆☆☆

芝居の月組の実力度   ☆☆☆

小池修一郎の脚本力   ☆☆☆

月城海乃ペアぴったり度 ☆☆☆

ではまた劇場でお会いしましょう!




ここを押せば宝塚ブログランキングに戻れます↓↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ

ここを押せばブログ村の「だから宝塚」記事一覧にいきます↓↓↓

PVアクセスランキング にほんブログ村