こんにちは、はるとです。
現在宝塚で唯一公演中の月組「フリューゲル」、チケットの客席降りシフトや最後の最後で代役祭りになり、今やチケ難人気公演となりました。
その2番手鳳月杏、ほぼトップ確定です。
92期・研18
月城かなと・海乃美月コンビの卒業公演「消え残る想い」の東京千秋楽は来年の7月なので、もし鳳月杏がトップに就任するのであれば研19でと言うことになります。
「トップは研16までに就任して研18までに卒業する」と言われていますが過去にも大空佑飛と北翔海莉が研18でトップに就任しています。
もし3年前のコロナによる全面公演停止がなければ鳳月杏もギリギリ研18だったかも。
ちなみにこの3人の共通点は中卒。
だから宝塚のトップスターは中卒であれば「研18までに就任OK」なのかもしれませんね。
鳳月杏は月組→花組→月組と渡り歩きました。
花組へは2014年12月に異動。
月組に戻るのは2019年4月。
鳳月杏は先に月組から2013年に異動して花組トップスターになった明日海りおに呼ばれたらしいですが、確かに明日海りおが2019年11月に卒業するちょっと前に鳳月杏は月組に戻されます。
戻った月組には月組のプリンス暁千星がいました。
ところが鳳月杏は2021年10月の博多座「川霧の橋」から2番手羽根を背負います。
それを見て私はびっくりしたのですが暁千星は2022年5月の「ブエノスアイレスの風」を最後に星組に異動しました。
花組に異動したのは明日海りお支え、月組で2番手を背負ったのは報われ人事、ところが星組の補強で暁千星が抜けたのでいつの間にか鳳月杏がトップスターへの道をつかむことになったのですが、本当にそうなのかはいつか鳳月杏が卒業後に雑誌のインタビューにでも話さないかぎりわかりません。
鳳月杏はまるで便利屋のように劇団に使われたようにみえるのですが、性格の穏やかな鳳月杏はたぶんそんなことは嫌がらす素直に従い、その性格を買われて結果的にトップスターになれたんだと思います。
では鳳月杏がトップになるとどんな作品をやるんでしょうか？
おっとりとした鳳月杏、なかなか同じタイプのトップスターが過去にいないので想像つきません。
月城かなとはフィッツジェラルド系、望海風斗はアルカポネ系などのイメージがありますが、鳳月杏はしいて言えば霧矢大夢のような「王様系」ではないでしょうか。
楽しみです。
近い将来宝塚のトップスターは月組は鳳月杏・雪組は朝美絢・星組は暁千星となりそうですが、「月組出身者が3人もいる」という状態になるわけで、本当に月組は「他の組に足りないパーツを抜かれる宝塚にとっては2番目の組」ですね…
ではまた劇場でお会いしましょう！
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