どうしてこうなった? 雪組編


こんにちは、はるとです。

お待たせしました、本日は雪組編。


雪組の「どうしてこうなった?」のは何と言っても「和希そらの退団」です。

2010年に96期で成績2番で宙組に配属。
2014年「ベルばら」新人公演初主演
2018年「ハッスルメイツ」バウ初主演
2021年「夢千鳥」バウ主演
    雪組に組替え
2022年「心中・恋の大和路」東上初主演
2023年「双曲線上のカルテ」東上主演

超路線ではないもののほぼ順調に3番手まで来てました。

それがいきなり「ドイル」で退団。

何があったのか?


一般には2番手95期の朝美絢と学年が近すぎたからだと言われてます。

でも4番手の縣千は101期。

仮に和希そらを98期として考えたら

彩風咲奈 93期
朝美絢  95期
和希そら (98期)
縣千   101期

3年飛ばしでちょうどいい感じでした。

本公演を年9作品ずつやるとしたら3年で27作。

5組あるので27作を5で割ると1人のトップが主演を3年間に5.4公演できます。

雪組は彩風咲奈→朝美絢→和希そら→縣千でいくんだと思っていました。


ところが…

現在トップの彩風咲奈が「CITY HUNTER 」「夢介」「蒼穹の昴」「ライラック」「ドイル」「ベルばら」と6作確定。

もし「ベルばら」で退団しなくてトップ交代が7作目だとしたら2025年になります。

そうすると
2025年 彩風咲奈→朝美絢 (研17就任)
2028年 朝美絢→和希そら (研19就任)
2031年 和希そら→縣千  (研17就任)

全体的に遅めの就任になってしまいますね。

まだわかりませんが2024年の本公演スケジュールが年間7~8作しかできない事と彩風咲奈の7作以上になるかもしれない事が微妙に和希そらを押し出すような形にしたんでしょうかね。


ただ退団の理由はそれだけでしょうか。

もう1つ考えられるのは「雪組の一人っ子化」です。

ここまでのトップコンビの出身と本公演の主演回数は

壮一帆   花組出身  3作
愛加あゆ  雪組出身○

早霧せいな 宙組出身  5作
咲妃みゆ  月組出身

望海風斗  花組出身  5.5作
真彩希帆  花組出身

彩風咲奈  雪組出身○ 7作以上?
朝月希和  花組出身
夢白あや  宙組出身

男役は壮一帆→早霧せいな→望海風斗ときて、やっと彩風咲奈で雪組出身。

娘役は咲妃みゆ→真彩希帆→朝月希和→夢白あやと4代連続して他の組の出身。

他の組出身の各トップスターの本公演主演回数はこれまで3~5.5作。

久しぶりの雪組出身の御曹司の彩風咲奈が7作以上?になり、これまでの雪組トップスターの本公演回数を大きく上回ることに。

花組・月組と、トップスターが次々と交代する中で、彩風咲奈は大切にされているように見えます。

雪組は過去に月城かなとや永久輝せあといった御曹司を他の組に出してしまったことを考えると、雪組が彩風咲奈を大切にしたい気持ちはよくわかります。

そして今後に101期に縣千、106期に華世京が控えている中で、もしかしたら外様出身の和希そらの気持ちは「卒業」に傾いていったのかもしれません。

これまで計画的に3年4~5作でトップスターをローテーションさせていった雪組がもし星組の取っていた「一人っ子政策」になるのであれば、和希そらはその犠牲者です。


理由は他にもあるかもしれません。

現在、雪組は11/23までの本公演が中止になり新人公演もなくなりました。

「ドイル」の次の小公演の発表も遅れているようです。

もしかしたら宙組出身の和希そらは事件前に何かを感じていたのかもしれませんが、彼女はその事については絶対に多くは語らないでしょう。

私は和希そらを個人的には何も知りません。

でも舞台を見る限り、あるいはスカステなんかを見ている限り、和希そらは本当にいいやつだったから、おそらく気持ちよく去っていくんでしょうね。

舞台は人柄が出ます。

ではまた劇場でお会いしましょう。



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