トップスターと組長の役目


こんにちは、はるとです。


やはりこの問題は避けられない。


宝塚風に言うと「一部メディア」のことを私は全部信じているわけではありません。

何割かは盛っているんだと思いますが、残念ながら「火のないところに煙はたたない」でしょうね。

以下はあくまでも宝塚的一般論です。


トップスターは決して人格者ではありません。

トップスターはあくまでも舞台上の輝くセンタープレーヤーであって、何十人もの組織を円滑に運営することに長けたマネジメント能力の高い人間とは限りません。

だから宝塚には組長・副組長が別にいて舞台裏のマネジメントをやっている。

そしてトップスターが人格者でなくても組長・副組長がトップスターよりは年長で人生経験の豊富な人格者でした。


以前は各組にだいたい男役の組長と娘役の副組長がいたのですが、いつしか変わってきてしまいました。

現在の組長と副組長の組み合わせは

   組長  副組長
花  娘役  男役
月  娘役  娘役 ←両方娘役
雪  男役  男役 ←両方男役
星  男役  娘役
宙  男役  男役 ←両方男役 副組長はトップよりも下の学年

今回の一部メディアによるとこの幹部部屋のメンバーの多くが悪者になっていました。

これまでも宝塚には人望のないトップスターはいましたが、トップスターは何年か我慢すれば交代するわけで、その間は組長と副組長が組織を守ってきていました。

今回はこの仕組みが機能せず、逆に裏目にでてしまったのかもしれません。

人の命が失われたんですよ。

もし阪急電車本体が電車の運行で人為的な死亡事故を起こしたら経営陣は引責辞任、行為者は懲戒解雇ですよね。


今回の事件の周囲のヅカ友の反応は人それぞれですが、特定の組を「もう観ない」どころか「全組をしばらく観たくない」といった声もあり、宝塚のイメージダウンは世間一般だけでなく宝塚を内側から支えてきたコアファンにも大きな影響をおよぼしています。

スカイステージで音楽学校の募集のCMを見ても「ああ、来年の応募者は減るだろうなあ」と思ってしまいます。


宝塚がこれからも長く愛されるためにも、今回だけはしっかり調査して事実を公表して今の状況を改善して欲しい。

膿を出しきるためなら、いくらでも休演してもいい。

私は待ってます。




ここを押せば宝塚ブログランキングに戻れます↓↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ

ここを押せばブログ村の「だから宝塚」記事一覧にいきます↓↓↓

PVアクセスランキング にほんブログ村