こんにちは、はるとです。
現在真風涼帆と潤花の退団公演中の宙組。
その25年は試行錯誤の歴史です。
まずは宙組トップスターの就任の状況。
姿月あさと 創設メンバー 当然落下傘
和央ようか 創設メンバー 二番手
貴城けい 落下傘 本公演1回のみ
大和悠河 異動後4年でトップに
大空祐飛 落下傘
鳳稀かなめ 3作2番手
朝夏まなと 5作2番手
真風涼帆 5作2番手
芹香斗亜 5年半2番手
並べてみると「創設メンバー→落下傘→2番手長期化」の流れが観てとれます。
宙組の「創設メンバー」時代の人気は私も知らないのですが和央花總時代の最後の頃は超チケット難、ところが「落下傘」時代でチケ楽になってしまい、現在それを「2番手長期化」で挽回中。
最後の「2番手長期化」が、ではいったいどのくらいで期限を切る指標として、「トップは研16までに就任して研18までに卒業する」でした。
若手でトップに就任させる早期抜擢→早期退団よりも、じっくり研18あたりまでトップをやらせてファンを増やす作戦です。
真風涼帆が2022年度中に卒業すれば研17までだったのですが、「HIGH&LOW」が同時公開の映画の封切りがコロナで遅れたためか、結局研18での卒業に。
そのため芹香斗亜の就任が研17になってしまい、卒業は早くても研19?
さらにそれだと桜木みなとも研17以降の就任になってしまい、やはり研19以降の卒業?
瑠風輝でやっと研16で就任、研18で卒業になる計算ですが、この早回しだと芹香・桜木・瑠風の3人ともが4作しかできない。
誰かが悪い訳ではなくコロナによる誤算です。
でも組の人気をトップ人事だけで何とかしようするのに無理がある。
最近こんな事がありました。
たまたまある宙組の中堅の生徒の地元の少人数のグループと知り合い、宝塚を観たいんだけどどうすればチケットがとれるんだと相談されました。
私は躊躇なくその地元出身の生徒に手紙を書くことを勧めてその方は生徒にチケットを頼んだのですが「新規は受けてません」とのつれない返事。
なにか事情があったのかもしれませんが他の組だったら早めにおとうちゃんに言えば取れると聞いてます。
そこで劇団に提案です。
人数も少ないことだし、宙組だけ生徒席を3枚から4枚に増やしたらいかがですか?
「劇団の誤算」シリーズ、まだまだ続きます。
ではまた劇場でお会いしましょう!