劇団の誤算② 月組編


こんにちは、はるとです。


昨日の花組に続き、今日は月組編。


月組にとっての最大の誤算はなんと言っても「暁千星の組替え」です。

暁千星は10年間月組で大切に大切に育てられた後に突然発表があり、2022年5月に星組に組替えになりました。

その時の月組ファンのショックは大きかった(涙)


暁千星は2015年にバウWS、2017年にバウ初主演、2022年5月に初東上でした。

現在の男役4人体制(路線・バウ経験以上)は

月城→鳳月→風間→礼華

鳳月杏は2015年にバウ初主演、2020年に東上初主演、2021年10月に2番手羽根を背負います。

暁千星に2年先行していますが、その学年差は6年。

それまでは、月城→(鳳月)→暁→風間であり、鳳月は別格2番手でしたが、暁千星の異動の半年前に正式2番手に昇格。

もし暁千星が異動しなければ鳳月杏は別格2番手のままで、月城の後任としては暁千星が月組のトップになるとみんな思っていました。

最近、暁千星が星組に異動後「生き生きしている」とか「よくなった」と評判ですが、それは月組時代はまだ3番手であって、星組に行って実質2番手になり出番が増えて芝居やショーで目立つようになったからだと思います。

月組ファンは暁千星が組に配属になった直後から「いずれこの子が月組を背負っていくから」とどんな失敗をしても暖かい目で見守ってきました。

月組には暁千星が抜けた穴を埋めるほどの同格の生徒の補充もなく、礼華はるにバウ主演、彩海せらに新人公演をさせて何とか体制を維持している状態です。

今回の本公演の「Deep Sea」の一場面で風間柚乃が歌う中で月城かなとが女装した鳳月杏と踊るシーンがありますが、私はこの場面を観ると、これが月組の誇る3人の精一杯の場面なのか、もし暁千星がまだいればきっと男役らしい華やかな場面になっただろうな、とかえって残念な気持ちになります。

「ロマンス劇場」「ギャツビー」と作品に恵まれてきた月城かなとも「応天の門」は恋愛要素が乏しいのか、花組の「うたかた」人気と好対象な感じ。

次作はいよいよオリジナルの「フリューゲル」になってしまい、チケットの売り上げも若干心配。

もし本当に水美舞斗を投入するのであれば鳳月杏の立場を気にせず早めにしないとせっかく盛り上がった月組人気が急に冷え込まないか気になります。

本当に鳳月杏はトップになるのか、本当に水美舞斗は月組に異動してくるのかまったく分かりませんが、これらはすべて暁千星を組替えさせたことによる混乱が原因です。


月組のプリンセスから星組の王子様にさらわれてしまった暁千星、月組ファンはまだ怒っています。

まるで月組は他の組からの寄せ集め?

これで鳳月杏をトップにしなかったら、月組Pはファンから本当に恨まれるでしょうね(笑)

本当の「劇団の誤算」は「ファンがここまで怒っていること」です。


ではまた劇場でお会いしましょう!



ここを押せば宝塚ブログランキングに戻れます↓↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ

ここを押せばブログ村の「だから宝塚」記事一覧にいきます↓↓↓

PVアクセスランキング にほんブログ村