こんにちは、はるとです。
今日も「めぐり会いは再び」「グランカンタンテ」行ってきました。
その中のある場面でとっても感動した事を書きます。
私事(わたくしごと)なので、軽く読み流していただければ幸いです。
それは「グランカンタンテ」中詰めでの話です。
本日の座席は1階ヒトケタ列60番台でした。
上手の花道に生徒さんが立つとよく目が合う席です。
逆に銀橋のセンターあたりから向こう側は見えず、下手はついついオペラを使いたくなる前方かべぎわ席でした。
中詰めで舞台に上がっている出演者が順番に銀橋を上手から下手に駆け抜け始めました。
すると、ちょっと強めの「風」が来たんです。
その「風」は生徒さん全員が駆け抜けるまで続きました。
おそらく勢いよく同じ方向に全員が走るので、スペイン風の男役さんのフリルのついたシャツや娘役さんの長いスカートが巻き起こした風が、最前列だけでなく舞台から10メートル近く離れている私の席まで強く吹いて来たんです。
感動しました。
まさに華やかなショーを「目で見て」「耳で聞いて」「肌で直接感じた」わけです。
これは時計回りの最初の上手だけで起こる「風」で、センター5列目や下手前方席では感じられないと思います。
(センター最前列だったら感じるかもしれませんが今は空席にしてますよね)
そして大昔の事を突然思い出しました。
学年時代に海外旅行をしていてスペインのマドリッドにいた時にどうしても本場のフラメンコを観たかったのですが、バックパッカーであまりお金も持っていなかったので一番安いレイトショーを観に行ったら、ほとんどお客さんがいなくて最前列に座れました。
その時、目の前でフラメンコダンサーが踊るたびにその大きなスカートがバサバサと音をたてて、そして「風」が吹いてきました。
そんな大昔の記憶が突然よみがえり、そのあとはフィナーレまで全部の場面にめちゃくちゃ感動しっぱなしでした。
「めぐり会いは再び」「グランカンタンテ」
ありがとう。
「前方かべぎわ席」
総合評価 ☆☆☆
トップスター見え度 ☆
お芝居がよくわかる度 ☆☆
花道の下級生がよく見える度 ☆☆☆
ではまた劇場で会いましょう!