こんにちは、はるとです。
GWに宝塚をやってない東京を脱出して梅田の「二人だけの戦場」に来ています。
この「二人だけの戦場」、東京は池袋のブリリアでもやりますが超チケ難で東京では観劇予定ナシ。
さいわい梅田はチケ楽でしかも良席。
はじめて柚香光を3列目で観ました。
何度かあるハウザー大佐の部屋の場面ではいつもシンクレア少尉は舞台中央やや下手に直立不動で立っています。
視線もまっすぐ正面で長時間動かない。
私の座った3列目のセンターやや下手付近をずっと見てくれました。
数十秒間、目が合いっぱなし…
コロナ休演もあってここまでの花組は基本的にチケ難。
後方席でも観れただけラッキー。
ショーの銀橋で柚香光がSS席の観客をロックオンするのをいつも後方席からみてました。
それが今回は自分の番に。
本当にこちらを見ているのかオペラで確認したいのですが、動けない(笑)
多分、本当にこちらを見ている。
実際にはライトで客席はほとんど見えないらしいのですが前方の何列かは舞台の照明に照らされて出演者から見えている。
芝居の方は上手でハウザー大佐やクェイド少佐の会話が進んで行くのにこちらは柚香光の視線に視線を返すだけ。
これがロックオンなんですね…
月組「応天の門」でも舞台中央で芝居が進行している時に3番手風間柚乃が銀橋上手で微動だにせず無表情でじっと客席を見つめるシーンがありました。
その時やはりずっと目が合ったのをヅカ友に話すと、「釣られたね」と一言。
なるほど男役のファンを増やすためのテクニックなんですね(笑)
男性の私を男役が釣ってどうすると言いたいのですが、基本的に悪い気はしない。
それどころか娘役にはない宝塚の男役の凄さを身を持って経験しました。
一瞬のウィンクも3秒間の釣りも使いこなす男役、だから宝塚は面白い。
ではまた明日の千秋楽でお会いしましょう!