こんにちは、はるとです。
観劇が集中してしまい、なかなかブログが更新できませんでした。
一時止まっていた公演が次々と再開し、追加したチケットもこの一週間に集中してしまいました。
その月組のバウ「月の燈影」が6/25(日)に、シアターオーブ「DEATH TAKES A HOLIDAY」が6/28(水)に千秋楽を迎えました。
鳳月杏ディナーショーも6/12(月)で終わっていてこれで外箱は全部終了です。
さて本日のテーマは「月組の次期トップ娘役」です。
9人の候補がそれぞれの公演で活躍してましたのでその印象から次期トップ娘役を考えてみたいと思います。
9人の候補とは
新人公演ヒロイン以上の経験者 6人
彩みちる (99期)
天紫珠李 (101期)
白河りり (103期)
羽音みか (103期)
きよら羽龍 (104期)
花妃舞音 (106期)
現トップコンビの任期次第でまだ間に合う新人公演ヒロイン候補 3人
一乃凛 (106期)
澪花えりさ (107期)
華羽りみ (107期)
それぞれの出演作品は
「鳳凰杏ディナーショー」
羽音みか・一乃凛
「DEATH TAKES A HOLIDAY」
彩みちる・白河りり・きよら羽龍・華羽りみ
「月の燈影」
天紫珠李・花妃舞音・澪花えりさ
でした。
学年順に一人ずつ見ていきましょう。
彩みちる(99期)
2番手娘役がはっきりしない「DEATH」で英真なおきと組んでの初のお婆ちゃん役。
普段から役に染まる七変化っぷりが今回も良かったです。
ただ一方どんどん芸達者になるのはいいけど鳳月杏と同じで学年が上がっていく分トップ娘役の可能性は下がってしまうのが気になります。破線上東上ヒロイン済み。
天紫珠李(101期)
今回の「月の燈影」で初の破線上バウヒロインに。
ここまで破線下のヒロインばかりだったので劇団の扱いも大きな変化。
芸者役も似合っていて「応天の門」に引き続き和物も問題なさそう。
もし「フリューゲル」の次の風間柚乃の主演作品が東上であればそこで破線上の東上ヒロインを取ってトップ娘役に?
白河りり(103期)
「DEATH」で得意な歌を唄いながら月城かなとと二人で踊った場面を劇団側がどう評価したかですね。
2019年の新人公演主演から間が空いているので「フリューゲル」でもし研7最後の新人公演ヒロインを取れば劇団側が再評価して路線に復帰?
羽音みか(103期)
「鳳月杏ディナーショー」でショースターぶりを確認。
前回「応天の門」でまさかの新人公演初ヒロインをとっていて、もし次回「フリューゲル」で新公ヒロインを連続して取ればトップ娘役への切符。
きよら羽龍(104期)
「DEATH」で歌ウマなおしゃまな娘っぷりを発揮。
また次回本公演新公や小公演でヒロインになれば路線へ復帰も。
一乃凛(106期)
「鳳月杏ディナーショー」に長身の羽音みかとセットで出演。
歌・踊り・演技と3拍子揃っています。
あとは特徴的な目をあえてメイクで消せばヒロインも十分いけると私は思います。
花妃舞音(106期)
「月の燈影」で2番手で大活躍。
セリフの聞きやすさや芝居の上手さが光りました。
105期の有力な娘役が唯一いない月組で若手娘役の期待の星。
澪花えりさ(107期)
「月の燈影」で一幕目に目立つ黄色い着物で連れ去られそうになる若い娘の役に。
他の若手月組娘役にはないスタイルの良さがある反面、もっと前に出ようとする積極さがまだない。
未経験の新人公演ヒロインをまずはさせてみたい。
華羽りみ(107期)
「ブラックジャック」では靴磨き役がきて目立っていたが「DEATH」は上級生が中心で今回はその他使用人役。
ただ大勢口で踊る場面ではきっちり踊れていていつ出てきてもおかしくない。
同期の澪花えりさとどちらが先にでるか注目です。
以上、9人の娘役の今回の外箱小公演での感想でした。
正直次期トップ娘役になる決定力のある娘役がいないのがホンネ。
昔であれば落下傘で、あるいは1作前で、できれば3作前から馴染ませる等して他の組からトップ娘役がやってきたのかもしれませんが、今は自組での養成が主流。
現トップコンビの任期も不明なのであとどのくらいの時間を次期トップ娘役養成にかけられるのかも不明です。
私は次回「フリューゲル」の新人公演ヒロイン選びである程度絞り込まれ、次の小公演でほぼ決定だと思っているのですがどうでしょうか。
「フリューゲルの次」の本公演や小公演の演目発表も遅くなりそうだし、まだまだ次期トップ娘役が誰になるか、まったくわかりませんね。
唯一の変化は天紫珠李が破線上のヒロインを取ったこと。
でもその「月の燈影」が東上ではなくバウだったし、破線上の東上済みの彩みちるとバランスを取っただけとも言えます。
芝居の上手い月組、上手すぎてヒロインが選べない?
集合日は7/4(火)で退団者は3名程度と予想。
ではまた劇場でお会いしましょう!