宙組全国ツアー ついに男役が娘役に…


こんにちは、はるとです。

本日(11/17)のタカラヅカニュースのSKY REPORT「宙組全国ツアー公演稽古場レポート(ショー)」の中で鳳城のあんがある場面の話をしたのですが

「二人の娘役以外は男役が娘役をする」そうです…(汗)

「楽しみにしてください」とのことですが、ファンの皆さんは本当に男役が娘役になるのが楽しみなんですかね?

男性の私にはよくわからない感覚です。


宙組全国ツアー「大海賊」の出演者は男役20名・娘役10名。

いよいよ娘役がたりないんですね。

ショーの「Heat on Beat!」は当然ながら元々本公演のショーで30人以上の娘役が出演していた演目のはずが今回は10名しかいません。

もう宙組の人数のことを今さら書くつもりはないのですが、とうとう場面によっては男役が娘役を演じる事態になってしまったんですね…

私はこれを一番恐れていました。

フィナーレの大階段の男役の群舞にもし娘役が男役の衣装を着て出演していたら、皆さんはどう思われますか?


実は初めて娘役がたりないと感じたのは雪組バウ「39STEPS」

出演者も21名でしたがその内で娘役は8名でした。

この時の雪組は彩風咲奈コンサートと朝美絢全国ツアー「仮面のロマネスク」と凪七瑠海「39STEPS」の3分割。

今思えば凪七瑠海への餞別で無理やりの3分割だったのかもしれませんが2幕目がショーになっていて華やなはずの娘役の場面がなんだかものたりなかった。


以前にも男役が娘役をやることは時々ありました。

でもそれは顔の売れていない研1か研2ぐらいが1人こっそり女装して紛れ混んでいるくらい。

それがどうも今回の宙組の場面は「娘役は2人だけで」「あとは男役が娘役」だそうです。

人数の少ない宙組だから言ってもしょうがないのかもしれませんが、実は宙組の娘役が25名に対して雪組も同じ25名になってしまいました。

雪組ももう3分割はできなくなってしまい次の2分割は

「愛の不時着」 男役22名・娘役13名
「フォルモサ」 男役17名・娘役12名

なんとか娘役10名以上は確保できています。

ただもう一つ雪組の娘役でちょっと問題なのは96期の妃華ゆきのから103期の夢白あやまでの間の97期から102期までの6学年に娘役が誰もいなくなってしまったこと。

雪組の娘役に何か起きていなければいいのですが…


期待は110期の配属です。

3月中に組分けを発表するので6月の花組本公演から参加が予想されます。

110期は現在も組回りで本公演には出演していることもあって本公演での娘役不足はあまり感じません。

年度内に110期が参加しない残りの公演は宙組本公演「ラズルダズル」と花組小公演「マジシャンの憂鬱」「儚き星の照らす海の果てに」と月組の未発表の小公演。

幸い花組は娘役が28名・月組は29名いるので雪・宙よりは余裕がありますね。

ただその110期も娘役は16人しかいません。


ついでに話にでませんでしたが目下最大勢力の星組も舞空瞳が同期2人を連れて卒業してしまうので娘役は花組と同じ28人になってしまいます。

大昔にくらべると娘役は一人ひとりの技量は上がっている反面、組全体では層の厚さがだんだん薄くなっているような気がします。

こんなに娘役の減少に警鐘を鳴らしているのは私だけかもしれませんが宝塚は「娘役あっての男役」であることを劇団は忘れないでください。

ではまた劇場でお会いしましょう。



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