こんにちは、はるとです。
今日も月組「ギャツビー」の8月18日までの休演延長の発表がありました。
大劇場千秋楽を含むラスト4日間の公演だけは退団者3人のためにもぜひおこなって欲しいと願います。
コロナ感染者は東京都でみると7日間連続で減少していて第7波の収束が見えてきた感じですが、いずれまた第8波がくる可能性が高く、2020年2月29日から始まった「コロナ休演」がこれでなくなるわけではないでしょう。
ただちょっと変わってきているのはもう海外ではコロナ感染者の全数把握をしない国も増えてきて、日本でも先日「感染症法上の分類を2類から5類へ変更してはどうか」という議論がされていました。
もし単純に5類に変われば医療費の公費負担や保健所への報告や全数把握がなくなる事になるのですが議論されたタイミングがまだ第7波まっさかりということもあり、今回はとりあえずまだ2類のままという結論にはなりました。
でもここから第8波までの落ち着いた時期が長く続き国産の経口治療薬の承認等もあれば、やがて5類への引き下げが現実的になってくると思われます。
その時宝塚はどう動くか。
もともとコロナが始まった2020年頃はイベントや演劇は多くの観客が集まることで大人数のクラスターが発生することが懸念されて公演が制限されたのですが、その後宝塚を含む劇場での観客同士のクラスターの話はでなくなり、それよりも出演者間の感染が問題になって保健所の指導の下で休演しているだけで、今後5類に引き下げられれば保健所への報告や指導もなくなり出演者を管理している劇団が自主的に判断できるようになるかもしれません。
また「濃厚接触者の特定」もなくなって、同居の家族が感染しただけで休演になってしまうこともなくなるのではないかと思います。
5類になればインフルエンザと同じ。
確かに以前から「インフルエンザによる休演者の発表」はよくあったので、感染者がでても公演全体の休演ではなく感染者のみの休演になれば演劇特有の代役制度を使えば公演の開催は可能になるかもしれません。
このままでは劇団はつぶれてしまいます。
そうじゃなくても版権の高い海外ミュージカルが宝塚でずっと観れなくなってしまいます。
もしまた「2類から5類へ」という議論がはじまった時はヅカファンとしてはぜひ5類に……と心の底でひそかに祈りたいと思います。
2020年2月29日の悪夢のような全公演停止から2年6ヵ月、少しずつ世間のコロナへの対応は変わってきましたが劇団も以前と同じようにすぐ休演にしてしまうのではなく、そろそろ現実的な対応へと踏み切ってもいいのではないでしょうか?
お茶会や入待ち出待ちを知らない生徒やファンが少しずつ増えていくなかで、100余年培ってきたノウハウのある劇団の、勇気と知恵とそして英断があってもいいと思います。
転んでもタダでは起きない関西魂を見せてください。
「2類から5類へ」
総合評価 ☆
初めて休演になった月組 ☆
いつも休演してしまう花組 ☆
免疫持ってたオデッセイ組 ☆☆☆
ではまた劇場でお会いしましょう!