こんにちは、はるとです。
7月に載せた「年間公演スケジュールから考えるトップ退団予想」のその後の発表などをアップデートしました。
宝塚を応援していて一番気になるトップの退団ですが、どうしても自分のご贔屓中心にしか考えられないですよね。
実は2023年~2024年はあなたのご贔屓だけではなく、全組の退団ラッシュが予想されます。
というのもすでに発表された宙組トップの9作目の退団公演以降、早期に就任した長期(6作以上)と言われている星組花組トップと、ちょっと遅れて就任した通常(4作程度)プラスαと言われている雪組月組トップの4組の退団が、長期任期組が先に就任し通常任期組があとから就任したため時期がかなり重なりそうだからです。
劇団経営の立場からは一年間で5組トップ全部を替えるようなことはしないでしょうし、ドル箱の退団公演が連続することも避けると思います。
そこで今日は劇団側の立場に立ってどう分散させればちょうどいいのか5組全体の公演スケジュールから考えてみたいと思います。
2022年は本公演は9本でした。
順番は花組→月組→宙組→雪組→星組でした。
海外公演もまだ再開しないとしたらこの順番は変わりません。
つまり
2023年は大劇場ベースで
花→月→宙→雪→星→花→月→宙→雪
2024年は
星→花→月→宙→雪→星→花→月→宙
ということになります。
これに本公演○作目という数字を加えて書くと
2023年
花5→月3→宙9→雪4→星6→花6→月4→宙1→雪5
2024年
星7→花7→月5→宙2→雪6→星8→花8→月6→宙3
となります。
お客様のお財布が続かないといけないのでドル箱退団公演を連続してやらないために2公演に1回退団公演をやる。
でもこれだと1年で全組のトップが交代してしまい、新トップがすぐにチケット完売にできないのでこれは経営上のリスク。
では退団公演が1年に5組すべて集中しないように2年かけて均等に3公演に1回退団公演をやるとして、これをあてはめます。
「宙9」の「カジノ・ロワイヤル」が各組トップの退団スタート公演になりました。
そうすると…
2023年
花5→月3→「宙9」→雪4→星6→「花6」→月4→宙→「雪5」
2024年
星7→花→「月5」→宙→雪→「星8」→花→月→宙
「 」は退団公演です。
3公演に1回退団公演にするとなんだかちょうど合いませんか?
つまり
宙 9作 「カジノ・ロワイヤル」(発表済)
花 6作 「うたかた」の「次」
雪 5作 「ライラック」の「次」
月 5作 「応天の門」の「次の次」
星 8作 「1789」の「次の次」
という結果になります。
こう並べてみると退団公演をけっこうハイペースでやらないと間に合わない感じですね。
もちろん「花7」だったり「月6」だったりするかもしれませんが、パズルがぴったり合うのは上記のスケジュールです。
そんな機械的にあてはめるなんてむちゃくちゃな……と思われるかもしれませんが、たぶん発表済の宙組を含めて3組以上は合っているのではないかと思います。
本来は3年くらいかけてゆっくり退団させたいところですが、そうするともう2番手が煮詰まっている組だらけになります。
あくまでも経営的立場で「リスクを分散させ」「連続しないように」そして「定期的に」退団公演をやるとしたらの各組の退団公演のスケジュールであり、ファンがそれぞれ自分の贔屓組しか考えないバラバラな願望とは反対で、当然わざと機械的にスケジュールを立てた方がぴったりきます。
全部正しいとはまったく思ってませんが、自分のご贔屓組だけで考えるのではなく、退団のタイミングを5組全体から考える上で参考にしていただけたらと思います。
いかがだったでしょうか(笑)
「公演スケジュールからの退団予想」
総合評価 ☆
正確度 ☆
2番手のファンの期待度 ☆☆
でもいつかは退団する度 ☆☆☆
ではまた劇場でお会いしましょう!