こんばんは、はるとです。
花組全国ツアー「フィレンツェに燃える」宮城公演に行ってきました。
観たのは10/29(土)16時30分公演と10/30(日)15時30分公演。
特に10/30(土)の15時30分は宮城での最終公演でハロウィンとも重なりちょっと期待。
ちゃんとやってくれました。
「ファッショナブルエンパイア」のファッションショーの場面で、星風まどかの頭の上に小さな魔女の帽子がかわいくのっていて、後ろを付いていく水美舞斗と聖乃あすかも頭にカボチャのかぶりものに光る耳、手にはハロウィンの光るおもちゃ。
期待通りのハロウィンの演出ありがとう。
そして柚香光、進化中です。
梅田→神奈川→名取と公演を重ねるにつれ、最初は表情を変えず固かったのがだんだん「はいからさん」の少尉のようにちょっと優しくなってきた感じ。
花組全体もしっとり感が増してきました。
かなり良くなっています。
古い柴田作品をよくぞここまでじっくり楽しめるように仕上げてきたものだと思います。
考えてみれば花組の男役ナンバー1からナンバー4までが揃っているわけで、娘役もナンバー1とナンバー2が大活躍。
最近の本公演の新しい派手な演出に慣れてしまうと「フィレンツェ」は最初は古くさいように思えてしまいますが、演じている側の柚香光と水美舞斗と星風まどかが大粒の涙を流しながら芝居にすっかり入りこんでいるのも納得。
悲しいストーリーが無駄な遊びを交えずに繊細に進んでいく作品。
演じるのが難しいからこそ、入りこんだら涙が止まらない。
いい作品です。
「ファッショナブルエンパイア」も相変わらず絶好調。
最初は元気がないように感じた柚香光もどんどん明るく楽しくなってきた気がします。
ちなみにミニ王冠所持率は1階前方席で7割、振り付けできてる率は6割まで上がっていて、忙しくてもう誰も拍手してませんでした(笑)
あとは名古屋公演を残すのみとなりましたが、柚香光の最終型が楽しみです。
「フィレンツェに燃える」
総合評価 ☆☆☆
初見は古くさいと思うけど ☆
花組のレベルが高くて ☆☆
観客もすっかり染まる ☆☆☆
ではまた劇場でお会いしましょう!