「赤と黒」「バレンシア」の問題点


こんにちは、はるとです。

ただいま梅田遠征中。

「赤と黒」は超チケ難でした。

なんで狭いホールでやるの?という疑問。

ただそれも昨日「赤と黒」と「バレンシア」を両方観て、何故「赤と黒」が定員900人の小さいドラマシティで「バレンシア」が定員1900人の大きいメインホールでやったかは半分は納得。


「赤と黒」は出演者は22人。

とても素晴らしい内容でした。

少人数なのは元のフレンチミュージカルがそういう作り。

セットはコンパクト。

暗い中で照明効果を際立たせ、歌はエコーに音量もガンガン。

要するにロックコンサートののり。

一方「バレンシア」は元は大劇場用の本公演作品でショーの「パッションダムール」もある。

昨日は「赤と黒」を先に、「バレンシア」をあとに観劇しながら実際に「半分は」納得しました。


この2つのホールで考えれば確かに「赤と黒」がドラマシティで「バレンシア」がメインホール。

ただ「赤と黒」はもう少し広い1500人程度の劇場でも十分な内容。

逆に「バレンシア」は35人ではなく40人、「パッションダムール」は本当はできればあと10人くらいいないとすかすか感がありました。

つまり、劇場のサイズが悪い。

言い換えれば、内容が劇場にあっていない。


そして3分割も。

「赤と黒」も「バレンシア」もメインキャストはぴったり。

ただやはり若手を含む人数的には特に「パッションダムール」が不足。

「ステラボイス」との3分割で減った分が痛い。


同じ3分割でも「トップスターチーム」「小公演チーム」「ディナーショー」だったら問題なかったけど、今回の「3分割3公演」はちょっと無理があったのでは。

特にトップスターである礼真琴が小公演にまわってしまったのでチケット問題発生。

公演期間による調整があったとも思えず。

礼真琴にフレンチミュージカルをやらせたかったのは分かるが他にいろんな無理が発生。


最後にちょっとキビシイことを言いました。

梅田の2つの劇場をどっちでやるかの選択はしょうがなかったのかもしれない。

しかしそれ以前に演目や出演者の選択の問題、ひいては無理矢理3分割の問題の方が今後の劇団には宿題だと思います。


ではまた劇場でお会いしましょう!




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