観劇に罪を感じる派 VS かわらず観劇する派


こんにちは、はるとです。

今回の事件、一連の流れを受けて「私達が観劇するから生徒が苦しむ」と感じる方が増えています。

私が思うのは「ヅカファンって優しいな~」ということです。


確かに公演を増やせば増やすほどチケットが売れるから劇団が生徒に無理をさせて過密労働になるのかもしれません。

でもそれは劇団が生徒達の労働時間を管理できていないからであってファン側に問題があるわけではありません。

もちろんチケットがあまり売れなければ劇団側が公演数を減らす可能性はありますが、もしかしたらチケットが売れるようにより作品の質を高めようとしてお稽古時間をもっと増やすことも考えられるわけで、やはり原因は劇団の今までの労働時間管理に問題があったからですよね。

それにしてもヅカファン側が「自分達にも問題がある」と考えるなんて、やはりヅカファンは優しいなあ。


では我々が愛する生徒達はどう考えているのでしょうか。

ご安心ください、ただいま公演中の花組「BE SHINING!!」の柚香光も「激情」の永久輝せあも雪組「ドイル」の彩風咲奈も「お客様に観て欲しい」と言ってます。

以前にコロナで無観客の中での退団の千秋楽を迎えた瀬戸かずやも「観客にいて欲しかった」と言ってました。

そんな生徒の想いを劇団が利用する「やりがい搾取」を指摘する人もいます。

難しいですね…

給料あげるしかないですね(笑)


ここからは気を取り直して軽~くいきたいと思います(笑)


ちなみに私のまわりのヅカ友の反応はすべて「観る人が減ればチケットの入手が楽になる」と言ってます(笑)

ただ「初心者を誘いにくくなった」とも。

これまでヅカファンには誘った初観劇の人にまた観てもらうために必ず良席を用意する、という義務までありました(笑)

でもその布教活動も、確かにちょっとやりにくくなったですね。


私の分析ではコアなヅカファンは10万人。

そして人間は自然に歳をとるので自然減があります(笑)

仮にコアファンが毎年1万人減っても初観劇の初心者が10万人のうちの1万人がはまってくれる。

その初心者が誘えない。

音楽学校の受験者も1割以上は減るだろうからヅカはこのままいくと10年でなくなるかもしれませんね。

結論は、たとえ劇団が無能でも宝塚がつぶれるまであと10年は楽しめます(笑)

だから私は「かわらず観劇する派」です。


最後はちょっと厳しく真面目に書きます。


花組・月組は大丈夫です!

雪組・星組はちょっと心配ですが、大丈夫でしょう。

問題は宙組のこれから。

もちろん劇団と遺族側弁護士との話し合いは時間をかけてでもまとまらないといけません。

むしろ心配なのは上級生と下級生の信頼関係が元に戻ること。

ルール等の改革はがんばればすぐできますが、人事だけは人が10年くらいかけて全部入れ替わらないと完全には変わりません。

トップが変わって雰囲気がかわり、その雰囲気で組カラーが変わるまで続けるのに10年かかるかもしれません。

あるいは人の記憶が遠いものになるためにも長い時間がかかります。

前回の○○期問題(あれは実際に某生徒と劇団の双方に問題がありました)をようやく忘れられる頃になったのに、今回の事件で劇団はまた大きなマイナスを背負うことになりました。

仮に問題があった生徒がその後卒業しても過去にその原因を作った劇団の責任は未来を確実にするためにも続くのです。


だから私は宙組が完全に復活するまでたとえ10年かかっても、宙組を観る!


宙組の皆さん、また劇場でお会いしましょう。



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