卒業おめでとう104期! 月組新人公演に感動!


こんにちは、はるとです。

水曜日は「ラブネバーダイ」、木曜日は月組「ゴールデン・リバティ」新人公演に行ってしまい両方とも夜公演だったのでブログ更新すみません(いつものことですね…)

私が観た「ラブネバーダイ」は真彩希帆と星風まどかが出演の回で、卒業してからますます輝く真彩希帆がやっぱり最高、逆に星風まどかは卒業後の初のご対面となりとても満足のいく観劇でした。

そして月組「ゴールデン・リバティ」新人公演、月組ファンとして皆さんとは違った観点から書きますが、読んで「ちょっと違うよ…」と思う方もいらっしゃると思いますのであらかじめお断りしてお許しを頂けたらと思います。


今回の「ゴールデン・リバティ」新人公演で卒業する104期にスポットを当てて書いていきたいと思います。


きよら羽龍  梨花ますみ役

人形使いのアイダ(本役花妃舞音・新公澪花えりさ)を叱って買い物に行かせる場面、それが今のきよら羽龍の月組での役目と重なりまし。
路線まっしぐらから一転ケガでステイに…
それでも若手を教えたり叱ったりしながら中堅として105期以下の月組娘役をしっかり見てきてくれたことに感謝です。
この公演後、きよら羽龍は宙組に異動。
その宙組で再びヒロインになるのか、あるいは指導役になるのか私にはわかりませんが7年間月組で培った経験を生かして新たなポジションに進むきよら羽龍に拍手です。


咲彩いちご  白雪さち花役

意外に知られていませんが、実は咲彩いちごも下級生から尊敬されている逸材。
去ってしまうきよら羽龍に代わって、あるいはミニ白雪さち花としていずれは月組の娘役を引っ張っていく力があります。
スカイステージ「ヒトトナリ」で見せた同期の真弘蓮にたいする思いは月組の同期愛に満ちてましたよね。
むしろ上級生になった咲彩いちごに期待です。


真弘蓮  風間柚乃役

風間柚乃といえば若い時からの堂々とした存在感で有名ですが、私はその風間柚乃より役にあった演技を初めて真弘蓮にみせてもらいました。
月組は路線から下級生まで全員が個性を生かした役作りがうまい。
その中でも今回の真弘蓮は本役よりもよりライマンをきちんと描いていた。
銀橋でのソロも迷い悩む感じが風間よりもうまかったし芝居の中で葛藤する様子も最高。
惜しくも新人公演主演は逃したけれど真弘蓮はこれからの月組に絶対必要な人間だと思いました。


美海そら  羽音みか役

今回の「ゴールデン・リバティ」、娘役の踊る場面が多い。
「ウエイトレス」「軽業師」「インディアン」「ハワイアンダンサー」
ほとんどの娘役が全員、生徒によっては複数回踊ってます。
詳しくチェックはしていないのですが美海そらは本公演でも新人公演でも何回も登場してそのグループのかなめとして踊っている。
月組の上級生には菜々野ありがやはりダンサーとしているのですが、ついつい芝居に注目される月組は実はダンスの揃い方の方もすごくて、娘役はこの2人が影のリーダーではないかと私は思っています。
その美海そら、新人公演ではセンターを若手に任せてあえてはじっこでしっかり一番踊ってました。


月乃だい亜  大楠てら役

実は美形。174センチ。
配信に映っていたかわかりませんが、なぜか最後のカーテンコールの時に大泣きしていました。
月組を観てて感じるのはトップ以下2番手・3番手といった他の組と同じような路線以外に存在感のある番手外の生徒がたくさんいて番手以上に真剣に芝居やダンスに取り組んでいます。
本役大楠てらも「応天の門」の大拙役で脚光を浴びて一躍注目を浴びるようになりましたが月乃だいあもその月組の光輝く番手外を継ぐもののひとりだと思う。
「月(組)のダイア(モンド)」の名前の通り上級生になってもずっと輝いて欲しい。


結局はあまり日の目を見なかったけど、ここまで新公学年を引っ張ってきてくれた104期よ、ありがとうございました。


ついでに105期以下も何人かあげておきます。


静音ほたる  白河りり役

一週間前の突然の休演で新人公演がどうなるか心配だったのですが本番ではあっさりと難しい白河りりの役を上手にこなしてました。
月組一番の美人ですが105期の中でも一番成績がよく、もしかしたら「GUYS AND DOLLS」のラスト新公ヒロインも可能性ありますね。


七城雅  鳳月杏役

静音ほたると同じ105期で成績2番になりますが、男役の中では一番大劇場より進化していたと思います。
101期の礼華はると102期の彩海せらとの間もちょっとずつ埋まってきているような気がしますがでもまだまだその差は大きいと思うのでもっともっと頑張って欲しい。


遥稀れお  礼華はる役

翔ゆり愛の休演で転がり込んできた3番手役をそつなくこなしていました。
105期での成績は最下位だけど177cmはやはり誰にもない武器。
ラストチャンスの「GUYS~」の新公の代役ではなく本来の新公役で最後の爪あとが残せるか注目です。


美渦せいか  天紫珠李役

108期です。
見れば見るほどヒロイン向き。歌もうまくて銀橋の歌は大劇場に比べて格段にアップしていました。
月組若手娘役には109期の乃々れいあという月組にはもったいない超スーパーヒロイン候補がいますが、美渦せいかには乃々れいあが持っていないちょうど逆の魅力を感じます。
月組は幸い同時に複数のヒロインを育てることができますので二人とも育って欲しい。

月組新人公演、いつ観ても感動する…


ではまた劇場でお会いしましょう。



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