こんにちは、はるとです。
「大異動後を考える」シリーズの今日はいよいよ宙組です。
水美舞斗はトップになるのか?
結論は…
「水美舞斗は桜木みなとの次のトップになる」と私は考えます。
最大の問題の「同期引き継ぎ」についてですが、本来は超イレギュラーな対応になりますが今回は「宙組の危機を救うために必要」ではないのでしょうか?
事件から1年3ヵ月が経ちました。
その間決して最善とは言えませんでしたが劇団はこれまで様々な対応をしてきました。
宙組も通常よりは短期ですがようやく2幕ものの本公演を再開することが出来るようになりました。
初の宙組育ちのトップも発表されて、最悪期を脱出して明るい兆しが見えてきています。
そんな中、さらに宙組を盛り上げるために劇団は今回は満を持しての5人の援軍を送り込みます。
去年の中止になった娘役トレードの5倍です。
その目玉が水美舞斗。
単なる男役の異動ではなく救援部隊の隊長としての異動です。
そのメンバーをおさらいしておきます。
愛すみれ(雪組・95期)
副組長候補でトップ桜木みなとの同期。
叶ゆうり(雪組・97期)
ダーク系ができる男役。
二葉ゆゆ(花組・103期)
娘役強化・一人になった亜音有星の同期。
きよら羽龍(月組・104期)
娘役トップ候補。
そして
水美舞斗(専科・95期)
すでに2番手羽根を背負っているトップ候補。
つまり…
「トップ候補」・「トップ娘役候補」・「幹部候補」・「悪役候補」・「娘役」
この5人だけでも一つの芝居ができてしまうくらいの、考えられるすべての「役」への最大の援軍です。
もう劇団には失敗は許されません。
愛すみれは副組長になり、叶ゆうりは名悪役になり、二葉ゆゆは可憐な娘役になり、きよら羽龍はトップ娘役になり、水美舞斗はトップ男役になり、宙組を引っ張っていく。
だから水美舞斗はトップになる必要がある。
宙組生から見ても頼もしい援軍です。
宙組にはいい意味でも悪い意味でも元々他の組からトップを受け入れてきた歴史があります。
悲願の生え抜きトップは桜木みなとで達成できているし、水美舞斗は瑠風輝の抜けた位置に入るので他の路線の番手には影響はありません。
もし影響があるとしたらきよら羽龍が次期トップ娘になるのであれば山吹ひばりの娘役トップ就任が遅れることぐらいですが、それは一年前の中止になった異動の時に予告済み。
瑠風輝は残念ですが、かわりに水美舞斗が入るわけですから人数的にはプラマイゼロ。
さらに雪組・花組・月組から貴重な人員を4人もトレード無しで貰えるので他の組に感謝です。
私はもうひとつの観点からも水美舞斗はトップになると思っています。
今回の男役4人の異動は有力同期の下に入る厳しい組替え。
極美慎は今後の成長がなければトップは難しい。
瀬央ゆりあの組子への復帰はおそらくトップ人事とは関係ありません。
瑠風輝もトップになれる可能性はかなり低い。
そんな中で、水美舞斗が将来トップにならなければ全滅です。
今回の異動が本当に「単なる整理」になってしまう。
4人全員がトップになれなくても、できれば2人、せめて1人だけでもトップにしないと劇団はまたファンの怒りを買います。
だから水美舞斗はトップになる!
ではまた劇場でお会いしましょう。