こんにちは、はるとです。
日曜日のマチネに梅芸「フォルモサ」を観てきました。
ソワレは配信されたので興味のある方はもうだいたい観ていると思いますので私なりのまとめ方をします。
2024年は怒涛のトップ交代で2番手も順次繰り上がり。
その2番手の東上が出揃いました。
花組 聖乃あすか 「リーフィー」
月組 風間柚乃 「ブラフ」
雪組 縣千 「フォルモサ」
ちなみに星組のまだ3番手極美慎「にぎたつ~」はバウ公演に。
宙組は瑠風輝東上「大逆転裁判」→風色日向バウ「MY BLUE HEAVEN」と来ているので次は鷹翔千空が東上かもしれませんがその前に水美舞斗の東上「RED STONE」が入ったのでおあずけです。
で、その2番手東上3作品の私の個人的な感想は
「ブラフ」 > 「フォルモサ」> 「リーフィー」
です。
「ブラフ」は映画「スティング」のパクりが成功したうえに芝居の月組、演技上手の風間が光っていて1位。
「フォルモサ」はそれにくらべると熊倉飛鳥の脚本・縣千の押しの強さ・音彩唯の出番の少なさなどすべて80点くらい。
華世京だけは100点(笑)
「リーフィー」はひたすら聖乃あすかの優しさ売りだけだったので3位。
ちょっとキビシイ事を書きましたがやっとトップが変わったところなのでここから3作以上ありますから2~3年先のトップスターになるためにまだまだ試行錯誤して磨けばいいと思います。
ただこの3作品、センセーの格が違いすぎる。
「ブラフ」 正塚晴彦 再演
「フォルモサ」 熊倉飛鳥3作目 初東上
「リーフィー」 生駒怜子2作目 初東上
単純には比較できませんよね…(汗)
先生にとっても修行のための練習作品です。
そもそもショーなしの2時間たっぷりお芝居は観ているファンもつらいが台本を書いてる先生もつらい。
ちょっと前の鳳月杏の2番手時代の東上「ELPIDIO」なんかも鳳月杏と彩みちる他芝居上手の月組だったからなんとか観れたけど、食堂の場面なんかはあとでゆっくり考えるとあまり意味のない部分だったりする。
つまり3番手のバウや2番手の東上なんかはファンがその主役の生徒を楽しむだけが目的の作品でもいいワケで、トップスターが「DEATH TAKES A HOLIDAY」や「赤と黒」「ドン・ジュアン」のような人気海外ミュージカルを演じるのとはワケが違うんだと思います。
その中でたま~に面白い作品があればいい、とファンは割り切るべきです(笑)
宝塚ですから、ファンとしては3番手時代のバウや2番手時代の東上を有り難がる必要はありますが、けっして作品としては期待してはいけない。
ただ時々は面白いオリジナル作品があったりします。
古いですが「月雲の皇子」とか、最近は「夢千鳥」「カルト・ワイン」「Golden Dead Schiele」ですかね。
でもそこには作品が面白いだけでなく、やはり主演の生徒のキャラとのマッチングが重要だったりするのでやはり宝塚ならではのオリジナルは見逃せません。
だから私はバウや東上もいちおう全部観たい。
たとえ結果的に面白くなくても…(笑)
ではまた劇場でお会いしましょう。