こんにちは、はるとです。
東京の星組に別れを告げ先週末より始まった月組「ゴールデン・リバティ」を観に宝塚へやって参りました(笑)
そこでいきなり観たものは…
私よりはるかに読者の多いデイトレおじさんがすでにブログに書かれているので、もう何が起きたか皆さんご存じですよね?
実はフィナーレでとある生徒さんの出遅れがありました(笑)
ショーの「フェニックス・ライジング」のフィナーレの階段降りで大階段の上から歌いながら順番に路線が降りてくるあの場面です。
あえて名前は伏せますがその生徒さんの順番になった時、歌声は聞こえているのですが姿が見えない!
私は一瞬自分の目を疑いましたが舞台のどこを見てもどこにもいませんでした(笑)
しかしその沈黙の(と言っても歌声は聞こえているのですが…)約20秒後、次の生徒さんがフツーに階段上に現れ舞台は止まることなくオーケストラの演奏も何事もなかったように続きます。
そしてトップスター鳳月杏が降りてきて歌い、センターで決めポーズを決める間にその生徒さんは下手からスルスルと横バイで現れ自分の立ち位置へ。
その後は何事もなかったようにいつもの通り銀橋に路線が出てずらりと並び、また舞台へ戻って無事幕が降りました。
初めて宝塚を観劇する方は気がつかなかったと思います。
ただ観客2500人中そんな初心者は1割か2割。
残りの2000人は気がついたでしょうね(笑)
幕が降りると同時に隣の2人組の女性が「○○さん、降りてこんかったな…」とか、通路でも「何があったんやろね?」とか皆さん話していました(笑)
私も直後は驚いて席を立つ前にLINEでデイトレおじさんに報告したのですが、劇場を出る頃には「10年に一度?」のこの出来事に「珍しいことを見れてもうけた!」とちょっと嬉しい感じになっていました。
と言うのは、もう10年以上前の話しですが花組トップ娘役がフィナーレで大階段を降りて舞台の前まで出たあとに男役トップスターを迎えるために小走りで戻る時に転んで頭の飾りが取れたのを私は見たことがあります。
今日のフィナーレでの出来事はその時以来ですかね。
月組の組子も階段やセンターが見える位置にいたら気がついたと思います。
でも一番驚いたのは大階段にいた110期を中心とした下級生でしょうね(笑)
何が起きても多少のことであればまるで何事もなかったように舞台は止まらずに進んでいくことを初めて知ったと思います。
貴重な経験です!
初日が開いて間もない8公演目で起きたこの珍事、だから大劇場の最初の頃を私は見逃せません。
最後に…
出遅れた○○さん、ブログに書いちゃってゴメンナサイ
ではまた劇場でお会いしましょう!