「統合報告書」に書いてあったこと


こんにちは、はるとです。

昨日阪急阪神ホールディングスのホームページで「統合報告書2024」が発表されました。

グループ全体の動きが100ページほどの冊子で報告されているもので、宝塚歌劇団のこともいろいろ数字があがっているので紹介させて頂きます。

そんなにショッキングなことは書いてありませんので気楽にお読みください(笑)


72ページのグラフより

①利益の推移

2020年度 17億円
2021年度 69億円
2022年度 68億円
2023年度 48億円
2024年度 29億円(予想)

私のコメント
ご安心ください、とりあえず歌劇団は黒字です(笑)
2020年頃のコロナショックから立ち直ったけど2023年度の利益低下や2024年度はやはり宙組ショック。
本来企業は増収増益を目指しますが売り上げは座席数の関係から増やしようがないので薄利でも黒字キープしてくれれば宝塚の存続自体は大丈夫そうですね。


②観客動員数

2014年度 267万人
2015年度 283万人 ↗️
2016年度 284万人 ↗️
2017年度 300万人 ↗️
2018年度 313万人 ↗️
2019年度 299万人 ↘️
2020年度 157万人 ↘️
2021年度 273万人 ↗️
2022年度 278万人 ↗️
2023年度 273万人 ↘️

私のコメント
2015年度から2018年度の増加はライブ中継・ライブ配信の増加によるものです。
大劇場・東京宝塚劇場のキャパはだいたい年間210万人、その他バウや地方公演が50万人といったところ。
配信は現在年間60万人くらい。(私はこのレポートを読んで初めて配信は60万人なのを知りました!)
2020年度はコロナショックで全公演停止。
その後もコロナによる途中での休演で2割程度減少したまま。
2023年度はコロナによる休演は減ったと思うのですが宙組ショックがありましたので結局横ばい。


③公演回数

観客動員数のグラフの下に2023年度の大劇場と東京宝塚劇場の公演回数が補足されていました。

宝塚大劇場 314回
(対前期△54回、中止公演数139回)

東京宝塚劇場 386回
(対前期△4回、中止公演数70回)

私のコメント
2023年度は合計すると本公演はちょうど700回あったわけですね。
皆さんお疲れ様でした(笑)
中止公演数まであわせると予定は909回だったということになります。
専用劇場を持つ強みでもありますが、でもそれが無理をする原因にも…
本公演の動員数が210万人ですから座席数が2500席と2000席でだいたい900回なんでしょうけど今年から週9公演にへらしたので190万人・800回くらいになるはずですね。
では本来はチケ難になるはずが最近はトップ交代一巡や作品の質の低下が問題?


とまあ、まじめな報告書からヅカファンなりの視点で好き放題コメントしたのですが結論としてはここ10年で配信ができて伸びるはずがコロナショックや宙組ショックで後半の5年は大変だった…というのが結論です。

創立から110年、私が観劇し始めてから23年、直近の10年だけでもいろいろあったんですね…

願いはひとつ
宝塚よ、永遠に!

ではまた劇場でお会いしましょう



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