こんにちは、はるとです。
以前に宝塚に在籍していた上田久美子先生のYAHOOニュースを私も読みました。
いきなり大卒まで受け入れるのはファンの抵抗もあると思うのですが、私もある程度上田先生に賛成です。
15才からの受け入れは実は両刃の剣。
歌・踊り・芝居の技量を追求していく中で受験スクールの充実もあり15才で合格する受験生も多くなりました。
ところが人間的には低年齢になるほど未熟。
音楽学校や入団後の劇団で数々の問題を起こし先生やスタッフ達や同期を大いに悩ませている生徒もいる。
大昔のジンクスの「中卒はトップにならない」はさすがに崩れましたが要するに未熟なゆえの「わがまま」で集団生活や団体行動を乱している生徒がいるのは事実。
だから音楽学校はしつけがキビシイんですよね。
あるいは劇団に配属されても成績がいいのになかなか買われてこなかったりするのもこれ。
15年前の96期問題もことの起こりはある生徒の○癖が発端でした。
とてもブログに書けませんが今でも毎年のように問題児の話を聞きます。
私の疑問は音楽学校の入試で面接時等にもう少し性格等を審査できないかということ。
「面接官が笑っていたら合格」らしいですがプロの面接官なら最後の最後まで気を抜かないでしょうね。
まあ劇団の中枢部は人事のプロとはほど遠いのでこれも無理でしょう。
そうなると未経験ゆえの人間的な未熟さの率を減らすとしたら受験可能年齢の引き上げも視野に入れるべきでしょうね。
20才までの引き上げはいかがでしょうか。
とりあえず来年は19才に拡大し最終的には20才まで引き上げ。
ついでに音楽学校の入試の際にはプロの面接官によるグループを作って集団性を見る試験も取り入れてはいかがでしょうか?
「男役10年」と言いますが、はっきり言って「5年まではまだまだ子供」です。
若いうちから応援して最後に花が開くのを楽しむのが宝塚だと思っていますがこれだけ問題が表面化しているのであれば改革も必要です。
ではまた劇場でお会いしましょう。