こんにちは、はるとです。
本日星組の小公演「にぎたつの海に月出づ」と「ANTHEM」の出演者の振り分けが発表されました。
詳しい内容は公式HPを見ていただくとして、開けてビックリ!
バウは29名プラス専科1名、コンサートは23名だったことから星組下級生19人の約3ヵ月のお休みが決定に…
これは悲劇です…(涙)
今日はその原因を分析します。
本題に入ります。
まず一番の原因は星組は最大勢力なのに2分割しかしなかったこと。
「記憶にございません!」後の星組は71名。
前回の小公演は
東上「夜明けの光芒」 30名
東急「BIG FISH」 38名
舞空瞳ディナーショー 5名
の3分割で合計73名。
ほぼほぼ全力投球だったのが今回は2分割。
もしこれが宙組(現在60名)であればバウ29名とコンサート23名でもお休み組は8名程度で済みました。
宝塚の各組の中で一番人数の多い星組が2分割しかしなかったのがそもそもの原因。
次に考えられる原因はその組み合わせがバウ+コンサートだったこと。
小公演にもいろいろありますが、各公演の必要な人数はだいたい
全ツ・東上 35人
バウ 30人
コンサート 20人
ディナーショー 5人
もし2分割であっても全ツとバウの組み合わせであれば65人ですからやはり6人程度のお休み組で済んだはず。
今回は人数のあまり必要ないバウとコンサートの組み合わせだったので大量のお休み組が発生してしまいました。
ただもし全ツ東上とコンサートの組み合わせでも55人ですからやはり16人のお休み組が発生してしまいます。
まあトップ退団だからコンサートは必須なんでしょうけど…
小公演の主役のローテーションも悪かった。
極美慎バウ「ベアタ・ベアトリクス」→天華えまバウワークショップ「Stella Voice」→天飛華音バウ「My Last Joke」→暁千星東上「夜明けの光芒」ときていたので今回は極美慎主演。
それが東上(35人)ではなくバウ(30人)になったことも原因ですが、人数的には5人程度の違い。
仮に暁千星の全国ツアーであっても大差はありません。
原因はやはりコンサートですが最低20名のところを23名に増やしてお休み組を少しでも少なくする努力は認めます。
しかし花組柚香光の「BE SHINNING!!」は26名、月組月城かなとの「G.O.A.T.」は35人でした。
礼真琴の場合は人数が多すぎると礼真琴が目立たなくなってしまうだからなのか…
また、もし3分割した上でコンサートをどうしてもやりたいのであれば暁千星全国ツアー(35人)と極美慎バウ(30人)で礼真琴コンサートを残り6人でやるしかない…
でも武道館でやりたかったワケですよね。
こう考えてみると2023年春の凪七瑠海・舞空瞳「バレンシアの熱い花」(35名)+礼真琴「赤と黒」(22名)+天華えま「Stella Voice」(17名)なんてお休み組対策としてはほぼ完璧な組み合わせだったんですね。
2分割だと60人くらいで十分
3分割だと3人の主演可能な人材と組子75人以上が必要
さらに大規模コンサートだと人数は20人でいいけれどトップ1人ではチケット問題があるので2番手を連れて行くから主演可能な路線が足りなくなって3分割は不可能。
今まではなんとか3分割していたけれどやっぱり今回の事を考えると礼真琴には舞空瞳が必要だった?
これが今回の多所帯の星組の悲劇の一番の原因ではないでしょうか。
もし仮に110期が組回りではなく配属されていたらお休み組は27人になったワケで、考えるだけでもゾッとします。
皆さん、「AMTHEM」の意味をご存知ですか?
「賛美歌」・「応援歌」だそうです。
実は私は星組のある下級生に目をつけてちょっとだけ「応援」していました。
それが今回「お休み組」に入ってしまい…
何と言葉をかけていいやら…
落ち込まないでくださいね
スカイステージとかの仕事が入るかもしれないし…
また劇場でお会いしましょう