お久しぶりです、はるとです。
10日ぶりのブログ更新すみません。
ドンジュアン~ベルばらの大遠征のあと東京で宙組を3回観劇したので今日は「宙組娘役7人を語る」でいってみたいと思います。
宙組を観劇するのは去年7~8月の「エクスカリバー」と「大逆転裁判」から1年ぶり。
その間にすっかり進化?した7人の娘役について語ります。
宙組の娘役は24人しかいないワケで、これを読めば宙組の娘役のことは3割くらいはわかる?(笑)
①春乃さくら(102期)
私が春乃さくらを意識して観たのは「ネバーセイ」新人公演→「カルト・ワイン」→「エクスカリバー」
気が付いたら押しも押されぬトップ娘役。
この1年の間に得意の歌だけでなくトップ娘役の風格をすっかり身に付けていました。
思い起こせば「シャーロックホームズ」「HiGH&LOW」の新人公演ヒロインを連続して山吹ひばり(105期)が取ったあとに「ネバーセイ」の新人公演ヒロインに選ばれた春乃さくらがあれよあれよと言う間にトップになってしまってビックリでしたよね。
下世話な言い方をすれば山吹ひばりにあっさり抜かれていた春乃さくらが大逆転したワケですがそれも「エクスカリバー」を観て納得。
さらに「ル・グラン・エスカリエ」では貫禄さえ感じられました。
まああの時は潤花の退団に慌てて春乃さくらを養成したように見えますが「ル・グラン・エスカリエ」を観れば春乃さくらのバランスの良さがよくわかります。
あれだけ山吹ひばりを早期に抜擢したのに結局春乃さくらをトップに据えるなんて、つまりは宙Pの娘役を見る目のなさと言うことですかね。
なにせ「シャーロックホームズ」「HiGH&LOW」「ネバーセイ」のあとの「カジノ・ロワイヤル」の新人公演ヒロインにまた山吹ひばりの同期の美星帆那(105期)を選ぶあたりからして宙Pの考えることはよく分からない。
おかげで他の組が109期まで新人公演ヒロインを広げている中で宙組だけヒロインが105期どまりという事態が起きているとも言えるのではないでしょうか。
話がそれました。
芹香斗亜が20年近くかけてトップになったのに対して春乃さくらは最短コースでトップになったワケで、つまり春乃さくらはよくがんばっているということですね(笑)
②山吹ひばり(105期)
105期娘役の中では誰よりも早く新人公演ヒロインを取った山吹ひばりですが、結局春乃さくらに抜き返され、さらに幻の組替えできよら羽龍(104期)に降られそうになりながらも106期以下にライバルも出現せず、いまや安定2番手。
別格となった天彩峰里(100期)を気にしながらも「MY BLUE HEAVEN」のヒロインにも選ばれこのまま春乃さくらの次のトップ娘役になるんでしょうね。
もう少し表情が柔らかくなればもっといい娘役になると思います。
この1年の間に得意な歌にさらに磨きをかけたようで「ル・グラン・エスカリエ」では声がより響くようになりました。
躍りも以前よりはシャープになったような気がします。
体の細さでは山吹ひばりは宙組ナンバーワンですが花組の星空美咲や星組の舞空瞳は細い上にさらに優しい表情をしているので山吹ひばりもこの2人に続くようがんばって欲しい。
③美星帆那(105期)
山吹ひばりと同期。
そして身長158センチ。
だから新人公演ヒロインをとってもなかなかトップ娘役になるのはキビシイ。
でも最近各組に「低身長娘役枠」が増えてきています。
花組 湖春ひめ花 159センチ
月組 一乃凛 160センチ
星組 茉莉那ふみ 158センチ 他
「ル・グラン・エスカリエ」でも高身長娘役と並ぶ場面があってそれはそれでいいコンビになっています。
あるいは「MAKAZE IZM」の中で小柄な美星帆那が一生懸命に踊っている姿もかわいかったし、同期の高身長の愛未サラとセットで並ぶと面白い。
「ル・グラン・エスカリエ」ではショーだからかメイクが以前と大きく変わっていました。
私は「美しいメイク」より「かわいいメイク」の方が似合っている気がしますが、もしかしたらこの1年で成長して方針がかわったのかもしれませんね。
④天彩峰里(100期)
以前にデイトレおじさんがブログで「あまりにも痩せこけてて、頬は骨が浮いてるくらいで… 見てて痛々しすぎました。美貌がうしなわれて、ガイコツみたいでした。」と書いていて気になってました。
確かに痩せていましたがそこまでは痩せこけていなかったような…
東京に来て多少もどったんでしょうかね。
この1年でがんばって痩せたのか、あるいは例の件で痩せたのか…
今さら宙トップもないだろうし、もう峰里には無理をさせない方がいいのではないでしょうか。
果たして幻の組替えで月組トップ娘役になったかどうかはわかりませんが、各組のトップ娘役は急速に若返ってます。
花組 星空美咲 105期
月組 天紫珠李 101期
雪組 夢白あや 103期
星組 舞空瞳 102期
→詩ちづる 105期
宙組 春乃さくら 102期
すでに101期の天紫珠李が最高学年で102期の春乃さくらですら並べてみると若くない。
あるいは100期で見ても星風まどかどころかその前の華優希なんて5年前にトップになって3年前に卒業している。
もし天彩峰里がトップになるんだったら潤花(102期)がトップになった2021年に潤花のかわりにトップになっていたはずで、2018年「天は赤い河のほとり」新人公演ヒロイン→2018年「ハッスルメイト」バウヒロイン→2019年「群盗」東上ヒロインの流れでトップになれたはずだし、2021年「夢千鳥」「プロミセスプロミセス」のヒロインは潤花に抜かれた別格2番手であり、下の正2番手が育っていなかったから。
これも私に言わせれば宙Pが男役は番手をずらりと並べて育てているのに対して娘役は順番や番手を計算せずに付け焼き刃で娘役トップを作っていることの結果。
「ル・グラン・エスカリエ」を観ていてポーズが決まったなという娘役を見るとだいたい峰里。
これが宙組の娘役の現実か…、と観るたびに思います。
⑤水音志保(101期)
妹の千早真央(104期)が先に卒業してしまい心配していたのですが「ル・グラン・エスカリエ」では相変わらずの美人ぶりで安心しました。
さらに娘役の集団で踊っていても水音志保は郡を抜いて綺麗に決まる。
娘役だけで数えてみると5番目。
あるいは101期の娘役はもう4人しか残っていない。
私のためにも1作でも長く残ってくれ~(笑)
⑥楓姫るる(104期)
水音志保と共に宙組娘役ビジュアル担当。
ご存知月組静音ほたる(105期)との双子美人ジェンヌ。
「ル・グラン・エスカリエ」が始まって10分後くらいの瑠風輝が歌うバックの黒い娘役軍団の中でひとり悲しげな表情をする。
104期娘役の最後の1人。
ちなみに103期は亜音有星しかいないので楓姫るるは103~104期の娘役の最後の1人でもあります。
絶対に辞めないで欲しい!
ちなみに水音志保が笑うと美人に対して楓姫るるは笑わないと美人(笑)
⑦楓莉かの(109期)
もう書き疲れたので最後にします(笑)
私は見ていないのですが民放の番組で取り上げられた受験生らしいです。
やっと「ル・グラン・エスカリエ」で悲願の舞台に立てました!
歌ウマでさっそく抜擢されていましたが性格も超元気印みたいです。
フィナーレが終わって幕が下がる直前に大階段の最上段センターやや上手から全身を使って客席に手を振る姿はかなり目立っています。
宙組109期を代表する楓莉かのがこのままヒロイン系の路線に乗れるかはわかりませんが、とにかく今後の活躍に期待です!
この109期が加わったことが「ル・グラン・エスカリエ」を私が観た中での宙組の一番の変化です(笑)
というワケで長くなりましたが本日のブログはここまで。
ではまた劇場でお会いしましょう!