必読! 雪組新人公演は激しい娘役バトル


こんにちは、はるとです。

ただいまロング遠征中。

ドンジュアン3連発
ベルばらチケット救出作戦←追加
リーフィー2連発
ベルばら新人公演
ベルばら本公演

と、1週間で8回観劇はさすがに初めて…(汗)

実はこの無謀な大遠征、このベルばらの新人公演チケットが当たったことがきっかけでした。

誰も書かないようなので観劇レポートをお届けしますが内容は娘役中心になりますのでご了承ください。


先に男役をさらっと…

主演のフェルゼン蒼波黎也(104期・研7)

歌ウマでした。

ベルばらという古典の、さらに彩風咲奈の若干クセのあるセリフの言い回しを完全コピー出来ていて実力は十分。

新人公演は本人の実力とともに本公演の出来次第のところもあるのでもっとフツーの公演でも観てみたい気持ちになりました。


続いて2番手朝美絢のオスカル役の紀城ゆりや。

かわいい!(笑)

本役の朝美絢がオスカルの女性面を強調した芝居になっているのもそのまま演じています。

バスティーユの戦闘場面も民衆を含めて見ごたえありました。

ちなみに本命縣千と華世京の間を埋める新人公演主演経験者はこれで咲城けい(102期・研9)・蒼波黎也(104期・研7)・紀城ゆりや(105期・研6)の3人となったわけですが、私の個人的好みではこの紀城ゆりやではないでしょうか。


3番手アンドレは本命華世京。

安定のうまさとかっこよさは星組の暁千星にも匹敵すると思います。

このアンドレを観れただけでも今回の遠征の元を取ったかも。

そもそも今回のフェルゼン編は彩風咲奈と夢白あやの個性を生かすためでベルばらといえば一番観たいのはオスカルとアンドレ編。

新人公演の影の主役は紀白ゆりやと華世京でした(笑)


他に上手いと思ったのはメルシー伯爵役の霧乃あさと(106期・研5)とジュローデル役の律希奏(109期・研2)

特に律希奏は美形で成績もよく、今後はポスト華世京になっていくんでしょうね。


全体的には非常にレベルの高い新人公演で、厳しい彩風咲奈の時代に雪組の若手のレベルはかなり上がったと思います。

まだ華世京が106期・研5だったり後述の音彩唯が105期・研6だったり、絞り込み過ぎて路線不足感を感じる花組や研3・研2コンビの月組の新人公演に比べると濃厚でした(笑)


さて、本題の娘役ですが、まだまだ先の長い女王夢白あや(103期・研8)以下が超激戦。

それも少し見えてきたような、まだまだ白熱するような…

105期 音彩唯
106期 華純沙那
107期 白綺華
108期 星沢ありさ
109期 音綺みあ

この5人が全員新人公演に出演しているだけでもスゴい…(笑)


まずは音彩唯

本公演では意地悪ジャンヌ役、新人公演では逆に準主役の優しいロザリー、ますます上手くなってます。

でも私が一番感動したのは2幕の現代ダンスシーン。

斬新な衣装と相まって、音彩唯の長~い手足や男役にも出来ない激しいダンスはスゴい!

他の路線娘役にはない高い身体能力を見せつけられました。

そしてなんと言ってもハーフジェンヌ(フル?)ならではのブルーの瞳。

今後の宝塚の未来を考えると国際的な彼女をトップにしないと、それは宝塚の損失です!(笑)


続いて華純沙那。

私は「双曲線上のカルテ」等を観て、悲しいはかない宝塚の娘役ヒロインを演じさせたらおそらく5組の中で彼女の右に出る者はいないと思っています。

最近派手な娘役が増える中で華純沙那のような人材は貴重、相手役や芝居の中身によっては最高の娘役かもしれない。

今回はベルばらなので目立ちませんが本公演でも新人公演でも私は目が離せません。


ようやく今回のヒロイン白綺華。

高い歌唱力と正確な演技力。

ここまで新人公演ヒロインを待たされたのはマリーアントワネットをやらせたかったから?

天然な性格とは反対に意外に「大人顔」

特に2幕で幽閉されたあとは昔の白羽ゆりを思い出させました。

これで路線娘役に完全に乗った?


さらに阪急お出かけポスターの星沢ありさ。

今回の遠征で駅に貼っている花火の浴衣を発見!

う~ん、あの笑顔は間違いなくトップ級(笑)

こんなに大混戦の雪組に入ったのはなぜ?

名前が「星」なのに、なぜか星風まどかも星空美咲も星沢ありさも全員星組じゃない(また笑)


そして最後に音綺みあ

私はなぜ成績優秀な娘役が雪組ばかりに配属されるのかがナゾだったのですが、どうやら雪組は娘役にとっては「虎の穴」

音綺みあは娘役激戦の雪組に配属されてまた最初から磨き直しをしているところなんでしょうね。

夢白あやが雪組に組替えになってもなかなかトップにならずに磨き直しをさせられていたように。


と、いうわけで娘役については個人的な思い入れが強くなってしまったのですが、最後に「ベルサイユのばら」全体について。

ここまで男役を美しく娘役を可愛く描く作品はなかなかない。

ファンからは古典過ぎて半分飽きられている作品ですが、生徒からみたら「一度はやってみたい作品」なんでしょうね。


この無謀な大遠征の最後にもう一回だけ観て東京に帰ります。

おっと今日は休演日か…

新人公演の翌日が休演日なんて久しぶりです。

蒼波黎也がいい間違えるワケだ…(笑)

ではまた劇場でお会いしましょう!



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