こんにちは、はるとです。
星組が集合して退団者発表がありました。
煌えりせ (100期・男役)
舞空瞳 (102期・娘役)(すでに発表済み)
紅咲梨乃 (102期・娘役)
水乃ゆり (102期・娘役)
私としては「RRR」で卒業した彩園ひなに続いて舞空瞳・水乃ゆりという踊れる高身長の娘役が星組からこれで合計3人も卒業してしまうのは残念。
花組の星空美咲・月組の海乃美月と天紫珠李・宙組の春乃さくら等、各組が高身長の娘役を揃えてくるのにこの卒業は痛い。
もし舞空瞳が卒業しなければ102期の二人も辞めなかったのではとついつい考えてしまいます。
気を取り直して各組の人数や構成を分析。
まずは組子の人数(発表ベース)
花組 72人
月組 68人
雪組 64人
星組 71人
宙組 60人
小公演にくらべると退団者の多い本公演の集合日を今回迎えた星組は人数的には花組を下回りました。
その花組は星組「記憶にございません」の次の「エンジェリックライ」が新トップの御披露目公演になるので退団者は少なめかと思います。
次に男役の数
花組 44人
月組 39人
雪組 39人
星組 43人
宙組 36人
宝塚といえば本公演の大階段や銀橋を使った男役の群舞。
逆に小公演では下級生の男役に出演しない「お休み組」が出ることを考えると人数的には足りていると言えます。
続いて娘役
花組 28人
月組 30人
雪組 25人
星組 28人
宙組 24人
最近娘役の退団者が多く不足気味。
だいたいどこの組も男女比は6:4
言い方を変えれば娘役の1.5倍男役がいる計算になります。
男役からみたら約7割。
ダンスシーンでは男役が大量に余るし、小公演を3分割する時は完全に足りなくなっています。
ロケットも男役だらけ(笑)
小公演は4月の雪組、6月の星組、7月の花組までは専科バウ・ミュージックサロンや巴里祭で3分割しましたが、9月の月組、10月の宙組、12月の雪組では2分割しかできなくなってきました。
全体から見ると「娘役不足」が原因と思われます。
そこで期待の110期の話
各組で人数不足や娘役不足が起きているのは110期が配属されずに組回りになったことが原因。
その110期も内訳が
男役 23人
娘役 16人
組子の人数を考えるとおそらく配属は
花組 男5 娘3
月組 男5 娘3
雪組 男5 娘3
星組 男4 娘3
宙組 男4 娘4
110期は15年後の将来を背負う男役を多く合格させたのかもしれませんが、その結果現在において娘役不足が起きて小公演を3分割できなくなってきています。
そんな中、花・月・(宙)・雪・星と続く娘役上級生のなぜか必ず偶然3人ずつ退団することに疑問を感じるのは私だけでしょうか。
花 星風まどか・愛蘭みこ・美里玲菜 3人
月 海乃美月・麗千里・まのあ澪 3人
雪 野々花ひまり・有栖妃華・希良々うみ 3人
星 舞空瞳・紅咲梨乃・水乃ゆり 3人
もしかしたら「娘役は3人まで」と退団制限をかけていて、だからその枠で卒業できない下級生娘役が小公演で大階段を降りれず卒業しているんじゃないかなんて考えちゃいます。
また111期・112期の男女比はどうなっているんですかね。
娘役の人数不足の解決策はただひとつ
「音楽学校の入学定員を増やすこと」
だと思うのですが…
ではまた劇場でお会いしましょう!