こんにちは、はるとです。
星組ドラマシティ「夜明けの光芒」を観に行ってきました。
私は観劇した日は忙しくてブログはだいたい書かないのですが、デイトレおじさんから「書け!書くやろ!」と言われたので書きます(笑)
作品は古くさそうに見えますが、実は暁千星にピッタリ。
結論は、絶対みるべし、です!
まずは皆さんがあまり書かない娘役の感想を、しかも下の学年から…
最後に男役や暁千星のことを書きますのでしばしお付き合いください(笑)
藍羽ひより (107期・研4)
宝塚に入る前は子役で活躍していたと聞いていてだから笑顔が印象的なんだと思っていたのですが、あの強烈な笑顔だけではありませんでした。
芝居の中で何度も主人公ピップの少年時代で出ていてその度に花組「アルカンシェル」の湖春ひめ花に負けないくらいのインパクトのある芝居。
そして今後もまだまだ伸びそうですね!
では子役しか出来ないかと言うと2幕目最後のフィナーレで見せる「大人の美人顔」
見逃せません。
乙華菜乃 (106期・研5)
歌ウマなのは知っていましたが舞台化粧もウマくなったのか、美少女になりました(笑)
ヒロインのエステラの少女時代を演じていて少年時代のピップ役の藍羽ひよりも何度も絡みます。
星組はこれまで有沙瞳や小桜ほのか、そして舞空瞳・詩ちづるも含めて路線が多すぎて乙華菜乃には少女役ばかりが回ってきていていわゆる少女役のプロ。
今回もその集大成のような完璧な少女でしたが、やはりフィナーレで見せた「大人の美人」で将来が楽しみになりました。
綾音美蘭 (104期・研7)
癒し系の丸い笑顔。
でも実は芝居上手なんですね。
芝居がうまいのを初めて知りました。
これも今まで有沙瞳・小桜ほのか・舞空瞳・詩ちづるによって封印されていたのかも。
よく見ると星組内の104期の中では成績1番なんですね。
見直しました。
いいお姉さんになりそうです。
瑠璃花夏 (103期・研8)
ヒロインのエステラ役(大人時代)
芝居の最後の場面で瑠璃花夏の顔に一筋の涙が…
私は娘役の涙に弱い(笑)
ここまでの藍羽ひより・乙華菜乃・綾音美蘭が泣くことが出来ない役の分を瑠璃花夏が代表して泣いてました(また笑)
繰り返しますが、今まで有沙瞳・小桜ほのか・舞空瞳・詩ちづるという強い別格や超路線の影に隠れて瑠璃花夏が綾音美蘭・乙華菜乃・藍羽ひよりというアンダー103期の娘役を引っ張っていくんでしょうね。
この公演はそうした娘役達の天国のような公演だったと思います。
そして皆さんお待ちかねの男役
稀惺かずと (105期・研6)
その生まれからいずれは宝塚の顔にならないといけない運命を背負っていて、今までは「大丈夫かなあ」という目で観ていたのですが、今回の役柄は明るいのはいつもの通り以外に芯の強さのある演技をしていました。
立場は人を作る。
研10の頃にはものになりそうですね。
天飛華音 (102期・研9)
「My Last Joke」の舞台後の挨拶やスカステなどで言動がいつも「こんな感じでいいんですよね~」みたいにしまりがなくて心配だったのですが、暁千星を相手に互角に演じていているのを観て安心しました。
102期で組内成績は舞空瞳に次ぐ2番なので目立たないのですが、歌・芝居・踊りすべてでウマいですね。
「My Last Joke」の時は大丈夫か?と思ったのですがどうも脚本が悪かったみたいで今回はいずれ星組を任せるのにふさわしい人材だと感じました。
そして…
暁千星 (98期・研13)
舞台は人柄が出ます。
暁千星の人柄が良さそうな所が全編に渡ってにじみ出ていました。
普段私達も性格のいい友人と無意識のうちに付き合うのと同じように、トップスターも自然に性格のいい人を好きになります。
もちろん大柄で踊れるところやうまくなった歌も魅力ですが、なんといっても舞台の上でにじみ出てくるそのいい性格で人気がでるのは間違いなしです。
今回の公演は主演ということもあり、普段は2番手として1番手のペースについていくことが求められるのとは反対に暁千星の持つおおらかなペースで芝居を進めていく中で、その人間性に本当に好感が持てた。
私は暁千星はかつての柚希礼音のような人気がでるような気がします。
だから今回の「夜明けの光芒」、最初はチケットが取れなくて諦めていたのですが、本当に観れて良かった。
デイトレおじさん、ありがとうございました。
また劇場でお会いしましょう!