「消え残る想い」大劇場チケ難の理由


こんにちは、はるとです。

月組「消え残る想い」が思ったよりもチケット難になっています。

東京も本日セディナが落選。

「アルカンシェル」よりもチケ難?

その理由に気が付きました!


①そもそも退団公演です。

月城かなとと海乃美月のトップコンビの退団公演。

本公演がこれまでの年9作から8作に減って、そのかわり公演期間が土日6回の5週間から土日7回の6週間になったので余裕かな?と思っていたのですが、そもそも退団公演なのでそれでもチケット難。

さらに退団者が他に5名もでているのでその分チケットがキビシイ。

ただ「アルカンシェル」も退団公演です。


②110期の初舞台

研1の生徒席が確保されています。

そもそも生徒席は3枚ですが研1だから2枚?だとしても39人で78枚。

これで2500席に対して3%程度チケット難アップ。

110期の出演は大劇場だけなので東京は解消されるかもしれませんが、そもそも東京はいつでも慢性的に超チケット難。


③公演数削減がはじめから効いた

週10公演が9公演に。

実は花組大劇場「アルカンシェル」は10公演を前提にチケット販売が始まり途中で9公演になったので、週10公演×6週間の争奪戦が終わったあとに間引きされました。

つまり花組は中止になったチケットを含めての争奪戦だったわけで、争奪戦の最中はまだチケ楽だった。

ところが月組大劇場「消え残る想い」ははじめから週9公演での争奪戦。

公演期間がせっかく6週間に増えても本来は60公演以上あったのが57公演に。

これで約1割チケット難がアップ。

これが「アルカンシェル」とは違う一番大きい理由だと思います。

④花組ファンと月組ファンの違い

これは私の個人的な考えなのですが、花組ファンは普段から月組よりもリピート率が高くて退団公演の「アルカンシェル」を観る回数に大きな変化がない反対に、月組ファンは観劇回数に余裕があったのが退団公演の「消え残る想い」で一気に観劇回数が増えたのではないかと思います。

具体的に言うと花組ファンはふだん5回観るのが6回に増えただけなのに対して、月組ファンは3回が6回に増えた、とか(笑)


以上①~④の理由でいつもより2割程度チケット難がアップしているような気がします。

需給関係とは恐ろしいもので、「需要<供給」だと「余っている感」で消費行動が押さえられるのですが、いったん「需要>供給」になると「足りない感」により必要以上の消費行動につながります。

「買い占め」と同じですね。

この動きはなかなか数字化するのが難しいのですが、株式相場なんかだとたった1割の供給不足が3割の価格アップにつながったりしますので馬鹿にできません。

チケットはもちろん定価で販売されるものなので需給が逼迫しても価格上昇でカバーされず、宝塚であてはめると大劇場で思ったほど取れなかったから東京でもっと取るとか、青年館がチケットが取れないからドラマシティに遠征するとか考えるようになります(笑)

ちなみに私は利用しませんがチケット○○センターでの価格は指標としては参考になりますが本当の需給関係ではなく、あくまでもわずかな流通量に対して一部の熱狂的なファンがつける値段であって、決してすべての販売されているチケットの価値が上がるわけではありません。

定価のチケットは「あるところにはある」ので決して手を出さないでください。

最後にはヅカ友やチケトレやFCから定価ででてきます(笑)

ではまた劇場でお会いしましょう!



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