提言 これからのトップ娘役の作り方 宙組


こんにちは、はるとです。

シリーズで「必読! ここまでのトップ娘役の選び方」を各組別に書いてきたのですが、いよいよラストの宙組、ちょっとタイトルを変えました。

「これからのトップ娘役の作り方」です。


1998年に宙組は誕生しました。

娘役トップは花總まり→紫城るい→陽月華→野々すみ花→実咲凜音と19年間はずっと他の組からでした。

2017年の星風まどかが悲願の生え抜き第1号。

潤花をはさんだものの春乃さくらが生え抜き第2号です。


ところが今回の事件。

どうやら星風まどかの花組スライドも宙組上級生の体質が原因だったようです。

星風が花組に逃されて、キャラで潤花が宙トップへ、かわりに夢白が雪に異動したけど、つなぎで朝月が雪トップ…

これが3年前の娘役大トレードの実態だったようです。


宙組上級生の体質は改善されるとして、実質63人まで減った組子をどうするか。

「FF」が上演されたとしても大量に退団者がでたら研1が配属されても小公演を2つ同時にできるかも分かりません。


ここからは提案です。

仮にこれから組配属される110期が40人だとして通常なら各組8人ずつですがそこを宙組だけは10人へ。

110期の生徒はイヤだと思うのですが、本人の意志も確認して何とか宙組にきてもらう。

同じように111期も宙組に10人。

112期からは音楽学校の入学者を45人にして宙組に12人。

113期も45人合格させて宙組に12人。

4年かけてやっと12人増えます。

これで人数は他の組と同じくらい。


その4年間で年間8本公演なら32公演、5組あるので宙組は本公演が6回あります。

増やした研1から研4までは44人。

半分が娘役だとしたら22人。

それに「パガド」で新人公演をできなかった花恋こまちや「ボンド」で新公ヒロインに選ばれた美星帆那を含めてその中から新人公演ヒロインを6人作る。

その新人公演ヒロインの中からバウヒロインを4人選びさらに東上ヒロインを2人作る。

大量の若手から大量のヒロイン生産です。


なぜそうしないといけないのか?

宙組はせっかく育てた星風や金の卵の夢白をむざむざ失った組です。

春乃が間に合ったからよかったものの山吹をじっくり育てる余裕なんかなかったはずで、それだけ見ても娘役の育て方がよく分かっていない気がします。

花月雪のようにうまく1人の質を上げるよりも多くの娘役にチャンスを与える方が今の宙組には大切。

天彩ときよらのトレードは中止になったけど結局また他の組からの落下傘の時代に戻りたいんですかね…


組子の人数を回復させて娘役トップを自前で作るためにはこのくらい思いきってやるしかない。

新生宙組に期待します。

ではまた劇場でお会いしましょう。



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