こんにちは、はるとです。
先に「劇団発表」から。
昨晩遅くから各メディアで「宝塚歌劇団 劇団員死亡 今日記者会見 調査報告書公表」といったニュースが流れています。
ファンにとっては「ついにきたか」という感じでしょうか。
私はたまたまこのブログの「各組2番手を語る」シリーズをあげている中で、ここ数日同じタイミングで遺族側の弁護士の記者会見等があったため途中からブログの冒頭でこの事件に少しずつふれていたのですが、今日は長めに書きます。
「宝塚は変われるのか?」
まさに今日の発表内容次第です。
これまでは悪く言えば宝塚は昔は時々「単なるお金持ちのお嬢様たちの発表会」と感じることがありました。
ところが最近はすっかり「社会的に公認されたエンターテイメント」となりました。
単なる内輪の発表会であれば、観客には見えない裏側の見せられない側面は隠していれば良かったのですが、すっかり日本を代表するエンターテイメントビジネスになったのであれば上場企業としての行動基準で運営されなくてはいけないと思います。
今回の事件がそのきっかけになったわけで、彼女の死を無駄にしてはいけない。
もし今日の発表が今までのような中途半端な内容であれば社会的な信用は失われ多くのファンが失望して去っていくことになるし、もし今後の宝塚にとって人々の納得のいく思いきった具体的でいい方向のものであれば今後も世間から注目されファンも応援し続けようという気持ちになっていくことになると思います。
事件から1ヶ月半が立ちました。
ようやくその迷走を終らせ、はっきした方向性が見えることを今日の発表に期待しています。
その事件のあった宙組2番手の桜木みなと、だからこそ期待したい。
私が初めて桜木みなとを知ったのは12~13年前でした。
あるVISAの貸切公演でのこと。
当時は幕間に幕の降りた舞台の上手に司会の女性と若手男役が登場して自己紹介をしたあとサイン色紙の抽選をしていました。
休憩に立つ観客も多く、ゾロゾロと通路に長い列ができている中で司会者が桜木みなとに名前の由来を聞いていました。
司会 「芸名の由来は何ですか?」
桜木 「出身地の横浜からです!」
私は初めて桜木みなとが横浜出身で桜木町から芸名を取ったと知りました。
出身地から芸名…
「なんてさっぱりした奴なんだ」と認識しました。
「カルト・ワイン」は作品に助けられた側面もありますが大好評、「HiGH&LOW」ではスモーキー役で渋い演技と上手いダンスを見せてくれました。
芸名の由来を元気に話していた桜木みなともいつしか2番手に。
そして今回の事件。
どういう形になるかわかりませんが、もし宙組を立て直すとしたら2番手である桜木みなとが重要なキーマンになる可能性があります。
どうか問題のあった上級生側でないことを祈ります。
ではまた劇場でお会いしましょう。