遺族との三回目の話し合いに思うこと


こんにちは、はるとです。

本日22時頃より報道機関から「歌劇団謝罪へ」等のニュースが流れ始めました。

それに対して歌劇団より23時頃に公式ホームページのニュースを発表しました。

そのまま貼っておきます。

「ご遺族代理人とのお話し合いについて(2024年1月24日)
このたびの宝塚歌劇団宙組生の急逝を受け、ご遺族の皆様には心よりお詫び申し上げます。
本日、当方代理人を通じて、今回の件に関するご遺族代理人との三回目のお話し合いをさせていただきました。なお、お話し合いの内容について一部報道がなされておりますが、現時点で決まったものはなく、公表できる事実はございません。引き続き誠実に協議してまいります。
2024年1月24日
宝塚歌劇団」


話し合いにつては以前から「次回は1月半ばに遺族と話し合いをする」とあったのですが、それが本日だったんですね。

多くのファンはもしかしたらこれで和解して次に踏み出すことができるのではないかと期待していたと思います。

結果は「一定の合意に達した」ではなく「引き続き誠実に協議」でした。


私が思ったのは「劇団はまた後手に回って印象を悪くしたな」ということ。

夜の10時に「和解の方向」と報道され11時に「現時点で決まったものはなく」と否定。

がっかりしました。


それにしても、次回の話し合いが1月半ばと公表している以上、どうしてマスコミより先に劇団側から「三回目の話し合いを本日行い、引き続き誠実に協議を続ける」と発表できないんですかね。

遺族側とこっそり会ったのをマスコミにすっぱぬかれてあわてて否定発表…

だから「隠蔽体質」とか「また後手に回った」とか言われちゃうんですよ。

芸能人の結婚ではないけど劇団側から先に会ったのを公式発表するとかマスコミ各社にFAXするとか、そういう発想はできないんでしょうか。


次回の話し合いの時期についても何もなく、次はまた1~2ヵ月後なんですかね。

こういった繊細な内容なので急げと言ってる訳ではありません。

何かする度に印象を悪くしないように先々きちっとやって欲しいだけです。


今日も文春砲で演出家の事件が暴露されていました。

せっかくその演出家の作品にいい思い出があったのですがとても残念です。

宝塚歌劇団の中枢部には理事とか理事長とか偉そうな肩書きを持った数人の男性がいるようですが、その実態は劇団内のパワハラやモラハラさえも解消できないただのサラリーマンです。

これだけ世間を騒がせている訳ですから総務やコンプライアンス専門の部署を作り専業の知識や経験を持った人員を増やして問題を解決していかないと劇団の評判はどんどん落ちていく一方です。


私事で申し訳ないのですが、私の勤めていた会社でも昔世間を騒がせるような事件が起きた事がありました。

警察の捜査が入ったのですが、持ち帰る捜査資料を事前に綺麗に揃え、当日会社の前に押しかけるマスコミ陣が通行人の妨げにならないように朝からカラーコーンを立てたりして準備したのを覚えています。

そして絵に書いたような謝罪の記者会見とトップの辞任を発表して再発防止の新たな対策を講じ1ヵ月後には正常業務に戻しました。


歌劇団には400人近い生徒を含めスタッフが1000人以上いると聞いています。

阪急阪神ホールディングスの一部門ではありますが、1000人もいるのならそれだけでひとつの立派な大企業。

人事も給与体系も労働時間管理も特殊なので阪急本体とは全然違うわけですからちゃんとした管理部門を作った方がいいと思います。


もうすぐ第三四半期の決算発表。

劇団の問題の多発で阪急の株式を運用のポートフォリオから減らすような動きも出てきているようです。

せっかく小林一三から110年かけて作った宝塚をたった数人の先の読めないサラリーマン逹が壊してしまうんでしょうかね。

深夜の報道と劇団の対応のまずさに大げさかもしれませんが、私はそんなふうに感じてしまいました。


ヅカ友の皆さん、そして生徒の皆さん、明日はせめて明るい顔をしてまた劇場でお会いしましょう。



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