劇団に必ず読んで欲しい 今回の見直しについて


こんにちは、はるとです。


今回の公演日程の見直しでチケットが4枚とびました。

自分だけが観るのではあれば「またか」と思うだけなのですが、友人と一緒に観劇する予定だったので今は観劇を楽しみにしていた友人に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

あらかじめ予告していてくれればまだショックも少なかったのに突然の発表にファンはかなり動揺しています。


劇団の発表した「見直しの概要」は3点でした

①過密な稽古スケジュールの改善を図るために初日を変更。

大劇場の星組と花組の初日から数公演の販売済みのチケットがとんでファンは大怒りですが、今回だけのことだと信じて私は我慢します。


②本公演を「週10回」から「週9回」に変更。

生徒の負担は減ります。

大劇場の平日は空席になりがちなので劇団としてはよかったんでしょうが、東京はますますチケ難になります。
ただここには書かれていませんが、おそらく今年までの「年9作品」が「年8作品」になるはずで1公演あたりの上演期間が従来の4週間か5週間が6週間に増えるので実はチケット状況はあまり変わらないのではと思っています。

いい作品に巡り合う機会が減るのはファンも生徒も残念だと思いますが・・・


③2024年1月~3月の新人公演は、東京宝塚劇場のみの上演。(以降につきましてはあらためてお知らせします)

これで星組と花組の大劇場の新人公演は中止になりました。

問題はここです。

今回の事件の原因となった主な舞台は宙組の新人公演ですが、事件が起きる前からこのブログで何度も書いた通り、宙組の組子の減少がここ3年くらいで急速に進み、特に103期が2人だけになってしまい新人公演ができないかもしれないのに「劇団が何も対策をせず上級生もパワハラを続けたこと」が原因になったわけで、新人公演自体が問題なわけではありません。

責任を長の期の長に集中させる事などを改善すれば前より負担は減るはずです。

おそらく中止になった星組と花組は大劇場の新人公演を問題なくこなせたと思います。

宙組の新人公演に関しても、ここまでに起きたトラブルに対して劇団が機敏に動き、むしろトップを含む上級生側の早期の人事異動や指導を実施しパワハラを防いでいればこの事件は起きませんでした。

他の組まで新人公演を中止にする必要はなかったと思います。

新人公演は大劇場と東京と2回やることで、よく生徒が言うように大劇場の反省を生かして東京で完成させる事が多く、まして東京の1回だけだと他の理由で中止になると主演の生徒のキャリアもとんでしまいます。

新人公演の実施については「以降につきましてはあらためてお知らせします」とありますが、すみやかに再開させてください。


もう1つ提言させてください。

阪急本体から優秀な女性を宝塚歌劇団の理事長に派遣してください。

細かい配慮もなく鉄道の運行のようにダイヤさえ変えればすべて上手くいくように考える男性役員ではもう無理だと思います。

そして労務・人事を担当する「人事・総務部」を劇団内に新設して数人の優秀な社員を派遣してください。

ついでにもし決算近くなって数十億円の利益が確保できるようだったら劇団員やスタッフに「1人100万円の臨時ボーナス」を支給してあげてください。

仮に受給者が1000人いても10億円です。

以上書いたことは普通の会社組織だったら当たり前のことだと思うのですが…


今回の宝塚をめぐる混乱は、劇団・被害者弁護士・宙組上級生・宙組下級生・宙組以外の組・ファン・マスコミ・大衆、とそれぞれの意見や立場が複雑に入り組んでいることも原因です。

それぞれが認めあい歩み寄ることを願います。


年内もまだ何回かはブログを更新するつもりですが、では劇場で来年またお会いしましょう!



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