次期トップ娘役を考えてみた 宙組編


こんにちは、はるとです。

最後です、宙組編。


真風涼帆、いよいよ卒業ですね。

その後は芹香斗亜と春乃さくらのトップコンビとなるわけですが、2番手時代の長かった芹香斗亜に対して春乃さくらは2022年4月の「ネバセイ」で初の新人公演ヒロイン、6月の「カルトワイン」で破線下東上ヒロインという最短コースでトップ娘役になったシンデレラガールです。

ではなぜ春乃さくらが最短でトップ娘役になったかというと、それは潤花の4作での卒業。


ここからは私の個人的な「なんでそうなったか」妄想です。

宙組トップ娘役は実咲凜音まではすべて他の組からの異動でした。

それが100期成績3番の星風まどかが配属され、研2で初の新人公演ヒロイン→バウヒロ→東上ヒロ→2度目の新人公演ヒロイン→バウヒロ→エトワールで研4で宙はえぬき初のトップ娘役に。

おそらく最初は長期の真風涼帆と添い遂げる予定だったはず。

ところが某週刊誌ネタとは言いませんが折からの花組の華優希のまさかの3作退団を受けて花組トップにスライド。

では宙組トップ娘役はどうしたかというと出来上がっていた雪組の潤花を宙組トップ娘役に持ってきてそのかわりにバウヒロまで育っていた103期成績4番の夢白あやを雪組に放出。

その潤花も長期だったはずがまさかの4作添い遂げ退団。

だから春乃さくらがシンデレラに。


つまり宙組は娘役は自組養成のための

100期 星風まどか 成績3番
103期 夢白あや  成績4番

を配属したのに二人とも他の組に出してしまったのです。


その次に配属されたのは

104期 朝木陽彩  成績11番(卒業)
105期 山吹ひばり 成績9番
106期 風羽咲季  成績11番
     渚ゆり   成績12番

この中で山吹ひばりを選んで急ピッチで新人公演2回・バウ・東上まで持ってきています。

これで現在の娘役3人体制は

天彩峰里 (別格2番手)
春乃さくら(トップ)
山吹ひばり(2番手)

がなんとか完成しました。

でもここでもし天彩峰里が卒業してしまったらまた2人に戻ってしまいます。


宙組でもったいないなと思うのは102期が同期引き継ぎになった潤花・春乃さくらの他に花宮沙羅(新人公演ヒロ)がいたり、103期の夢白を育てる時に放置された同期に有愛きいや栞菜ひまりがいたり、104期の朝木陽彩が卒業してしまったり、今回各組105期コンビ新人公演主演シリーズでせっかく選ばれた美星帆那が山吹ひばりと同期だったりすることです。

星風まどかや夢白あやのような成績上位を配属できないかわりにそのちょっと成績が下の2人をセットで配属するとトップ娘役を選ぶ「最初の抜擢」から難しくなる。

108期も
梨恋あやめ 成績5番
花恋こまち 成績6番

の二人がセットで配属されていますが今のところ抜擢の兆しなし。


男役は
芹香・桜木・瑠風・鷹翔 の他に
風色・亜音・(真白)・(泉堂)・大路
とめちゃくちゃ揃えてきているのに娘役は付け焼き刃。

しばらくは芹香斗亜・春乃さくら体制で時間ができたのだから娘役も最後の新人公演になる103期・研7から見直して新人公演ヒロイン経験者を幅広く増やさないとまた他の組からの異動に頼るようになってしまうと思います。

10人も娘トップ候補のいる月組や10年先まで読めている雪組を見習うべき。

今の宙組の娘役の育て方は、なんとか春乃さくらが間に合って、その次のための山吹ひばりひとりだけを育てている状態で「娘役ひとりっこ育ててる体制」にしか見えません。

「娘役トップの自組養成」が求められる時代になって全組が上位娘役の配属を必要としているからなかなか即戦力の成績上位の娘役は配属されません。

だったら十分に揃った男役の養成はそろそろ手を抜いてでも、容姿だけでなくちゃんと演技のできるトップ娘役を幅広くじっくり育ててはどうでしょうか。


今までの宝塚は「ダンスの花組」とか「芝居の月組」とか「人材の雪組(?)」とか「熱い星組」とか「コーラスの宙組」とか、各組の特徴を出して売っていたようですが、熱いはずの星組のトップ男役の休演に象徴されるように特徴だけで無理して売る時代ではありません。

何よりも「高いクオリティ」を「全部の組が実現する」べきで、そうしないと限りある座席のチケットはなんとか売れても無限大(?)のマーケットを持つ配信はこれ以上伸びないと思います。

男役だけでなく、娘役にも高いクオリティを!

なんちゃって(笑)

ではまた劇場でお会いしましょう!



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