月組千秋楽の観客席

こんにちは、はるとです。

ご縁があって月組大劇場「応天の門」の千秋楽に行ってきました。

退団者7名の公演の観客席は愛に溢れていました。


東京からの遠征なので大劇場に余裕をみて到着。

途中劇場が近づくにつれて周りに白い服の女性が増えていきます。

本日は13時公演なので先に早めの昼食に。

いつもはなかなか席が空かないフルール。

満席の札がでていましたが今日はさくさくと席に座れました。

白い服が汚れないか気を付けながら最近お気に入りの唐揚げセットを食べ、いざチケ出しに。


今日は晴天。

大劇場の門の広場に退団者7名の大きな札がずらりと並びます。

そこに白い服のファンや関係者が長蛇の列。

さらにそれを後方からしみじみと見守る多くのファン。

いつもはじゃまにならないように奥で行われるチケ出しも今日は晴れの舞台のプロローグです。


そんな風景をスマホで撮っていると、古いヅカ友が次から次に声をかけてくれます。

いつもは話しこむのですが今日は皆さんご挨拶程度。


列が短くなってきたので受け取りに並びます。

「ご卒業おめでとうございます」

「応援ありがとうございました」

真っ白いチケット封筒を受け取りました。


いざ劇場へ。

ロビーの公演時間の看板に列が出ています。

公演時間の一番下に小さく「ひきつづき 退団者および千秋楽ご挨拶」の文字。


いただいた本日の座席は一階のほぼ中央。

見渡すと白い服の固まりがあちこちにいます。

一階席しかわかりませんが全体の2割から3割。

数でいえば数百人。

今日だけは退団者のファン優先です。


始まりました。

「応天の門」はいつもの通り。

礼華はるがおちょこを一瞬取りそこなったり、彩みちるが刀をキャッチできなかったりしますが、それでもいつも通りでした。

そして「Deep Sea」

拍手が揃っている。

退団者の場面も当然ながら大喝采。

7人の表情もいつもより笑顔。

パレードの時に胸にお花が付きました。


舞台が終わるとそのまま副組長の白雪さちかが幕の前に出て退団者の紹介が始まりました。

うまい。

やがて準備ができて幕が上がります。

観客と組子全員が見守る中、ひとりとひとりがご挨拶。

客席はすすり泣き。

月組だからなのか、ベテランが多かったからなのか、落ち着いた挨拶が多かった気がしました。


何度かのカーテンコール。

まだ客席はスタンディングしたくなかったのですが、最後は月組大ジャンプ。

幕が降りたあとも観客は帰らず、月城かなとが羽根を背負ったままカニの横ばいで出てきました。


今朝起きたらスカイステージの宝塚ニュースに早速昨日の様子が流れてました。

それをひとりでぼおっと見て、ここでようやくしみじみ。



宝塚は普通に観ても面白い。

誰かのファンになると、もっと面白い。



「月組千秋楽」

総合評価       ☆☆☆☆

アドリブなし     ☆☆☆
ファンの暖かさ    ☆☆☆
ファンも達成感    ☆☆☆

ではまた東京のフェアウェルでお会いしましょう!




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