水美舞斗の人事を新しいルールで分析する


新年明けましておめでとうございます、はるとです。

さっそく本日は「うたかた」初日。

水美舞斗の「花男」としての最後の公演。

涙なくしては観れません!


今日は私はるとが考える最近の宝塚の新しいルールでその水美舞斗の行きつく先を考えてみますので、お付き合いいただければと思います。

新しいルールは4つあります。

それは…

①男役4人体制
②娘役3人体制
③男役異動後3年ルール
④娘役異動後2年ルール

「ルール」と言うよりは「トレンド」と呼ぶ方がいいかもしれませんね。


では始めます。

まずは…

①男役4人体制
劇団は配信コンテンツ増加のために「外箱の3分割」を進めています。
そのために従来のトップ男役・2番手・3番手という「3人体制」を「4人体制」に変更しているように思われます。
外箱3公演のためには主演が3人必要で、ローテーションを考えるとバウ主演以上の経験者を4人揃える必要があり、2分割でも2公演の2番手までに4人いた方がいいです。
まだ3人しか揃っていない組は4人目の新人公演主演クラスにバウ公演を用意し、4人揃っている組は2・3番手に東上を与える傾向にあります。
花組は柚香・水美・永久輝・聖乃だったのが、水美が異動することになりましたが水美DSが実質3分割目のカウントになります。
さらに希波に2回目の新人公演主演をやらせておそらく「歌合戦」の次の外箱に希波のバウ主演をさせるか、もしかしたら他の組から路線級を迎え入れるかもしれません。
月組は礼華がバウ、雪組は揃っているので朝美の東上、星は天華のバウで3分割、宙は鷹翔のバウ、と最近やたらにバウ初主演が多いのも納得いきませんか?


ついでに…

②娘役3人体制
外箱3分割に伴い娘役も主演ができる3人を揃える必要があります。
娘役は男役と違ってトップ娘役・次期娘役・その他(別格や破線下ヒロイン)という構成になります。
花組が美羽にバウ主演をやらせて3人確保、月組は彩に東上主演をやらせて3人確保、雪は野々花・夢白・音彩、星は有沙・舞空・詩、宙は天彩・春乃・山吹。


それから…

③男役異動後3年ルール
男役トップの落下傘はなくなりましたが、同時に異動後3年程度はトップにならずその組に馴染む期間が設けられたのではないかと思います。
永久輝は2020年に花組に異動(花3年)、月城は2017年に異動してトップになったのは2021年(月4年)、朝美は2017年に雪へ異動(雪6年)、暁は例外的に2022年6月に星に異動(星1年)、芹香は宙異動が2018年(宙5年)と異動してから時間が経過しています。
またトップ男役もできれば生え抜きの方が望ましく、連続外様あるいは3連続外様は極力避けたいのは当然です。


おまけで…

④娘役異動後2年ルール
大昔は落下傘もありましたが、ちょっと前までは1公演前異動が主流でした。
娘役も他の組からよりは当然生え抜きの方がよくて極力組内で養成するのがベストですが男役人事の影響を受けることもあり、もし異動で来た場合は2年程度はその組に馴染んでからのトップ就任になるのではないでしょうか。
2年前に大きな三角トレードが起きて現在の形になりましたが、夢白は2020年9月に異動して2年経過してのトップ就任となりました。
また現在宙組次期娘役も発表待ちになっていますが、他の組からの異動の可能性は「ボンド」からの合流は不可能になっています。


以上、皆さんの頭の中でもすでにあったのではないかと思いますが、このルール、いかがでしょうか。


ではお待ちかね、先日専科へ異動が発表された水美舞斗の次の異動先を考える時に③の「男役異動後3年ルール」を適用すると、月組であれば月城かなとの次のトップは鳳月杏で水美舞斗はその下にはいるからトップになるのは3年かかる、とか、①の「男役4人体制」も鳳月・水美・風間・礼華でぴったりで、彩海せらはまだすぐバウ主演ができなくても大丈夫とか予想できます。


ついでに水美舞斗が次に宙組だと考えようとしても、新しい宙組は芹香・桜木・瑠風・鷹翔で①の「男役4人体制」が揃ってしまっていて、さらに現在まだ3番手の桜木の上に2番手で入ろうとすると③の「男役異動後3年ルール」に引っ掛かってしまう可能性があると考えられます。


だから水美舞斗は月組へ?


本年もよろしくお願いいたします!



「男役4人体制」

総合評価        ☆☆

雪は昔から4人体制   ☆☆☆
星は最近まで2人体制  ☆
だから瀬央と暁が必要  ☆☆☆


ではまた劇場でお会いしましょう!



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