「蒼穹の昴」雑感 伊藤博文 vs 元総理 他

こんにちは、はるとです。

「蒼穹の昴」行ってきました。

「豪華」の一言に尽きますよね!

スケールが大きすぎてどう言ったらいいのかわからず、最後の観劇まで何も書けなかったので、今日は雑感をいくつか書いてみたいと思います。


①男性からみた「蒼穹の昴」

男性トイレも行列ができてました。

やはり男性は今回の作品で描かれる「中国の壮大な歴史」に関心が深いのではないかと思います。

結局この後年老いた西太后は幽閉した光緒帝を毒殺して翌日死んじゃうんですよね…(諸説あり)

珍妃も西太后に殺されてしまう。

私は昔、紫禁城も頤和園も行ったことがあるのですが、まだしばらく中国は観光どころではない様子。

もう宝塚の中でしか中国は経験できなくなったりして…

そんな事を考えながら、ついつい観終わったあともウィキペディアとかで史実とかをいろいろ調べちゃいました。


②SS席から元総理がご観劇

清時代の末期を舞台に展開する「蒼穹の昴」は日本も大きく関係しているのはご覧の通り。

明治維新のヒーロー伊藤博文はその後も半島政策に積極的に関わり、最後はハルピンで暗殺されてしまいます。

そんな初代総理大臣を本物の第87代総理大臣がご観劇。

伊藤博文を元総理がどういう思いで観たのか、私は想像するだけで感慨深いものがありました。

伊藤博文演じる汝鳥伶さんが「どうでしたか?」というような感じでチラリと元総理を見たのも私は見逃しませんでした(笑)


③SSよりも神席「どセンター席」

元総理がご覧になったSS席、私もたま~に当たる事がありますが、今日の私の座席はSS席にも劣らない「どセンター席」でした。

立ち位置「0番」の正面席です。

何列に座ってもまるでトップスターが私を見つめ、私に向かって歌い、私のために演じてくれます(笑)

センターブロックは偶数列が「31~49番」で、その40番席。

奇数列だと「31~50番」になってしまい、40番と41番がほぼセンターですが、ビミョーに視線がずれる。

でも15列目くらいまで下がれば大丈夫です。

この「どセンター席」はSS席を引き当てるより難しい。


④娘退団者

「蒼穹の昴」は彩風咲奈の出世と苦悩、朝月希和と朝美絢の貧乏→幸福が見所かも知れませんが、その朝月の退団公演で他に千風カレンと羽織夕夏と花束ゆめも卒業です。

副組長までつとめた千風カレンはともかく、100期成績6番の羽織夕夏と103期成績トップの花束ゆめの卒業は本当に残念です。

雪組は成績優秀な生徒を集めるわりには娘役は役付きが悪いイメージがあります。

昔は雪組のトップ娘役は雪組出身が多かったイメージですが、咲妃みゆ→真彩希帆→朝月希和→夢白あや、とここのところ他の組からの外様が続いています。

これでは雪組の娘役がやる気を失ってしまうのもしょうがない。

次は生え抜きの音彩唯で必ずお願いします。


⑤「Wトリオ」

「蒼穹の昴」では専科の出演が多いせいか、いつもは最前列の左右で楽しませてくれる「Wトリオ」が階段の上になってしまったり、「ディミトリ」では6人とも男役になってしまいました。

この「Wトリオ」、若手の男役2人と娘役4人がいつもの標準。

ふだんあまり日の当たらない若手をじっくり見るのにいい機会なので、あんまり変えないで欲しいなと希望します。

以上です。

「蒼穹の昴」

総合評価          ☆☆☆

中国史が壮大過ぎて     ☆☆☆
浅田次郎もまだ未完     ☆☆
ヅカファンには歴史物は
「ベルばら」か「うたかた」
がちょうどいい?      ☆


ではまた劇場でお会いしましょう!



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