手塚治虫ではなく正塚晴彦 「ブラックジャック」初日観劇レポート

こんにちは、はるとです。

月組全国ツアー「ブラックジャック」梅田芸術劇場初日に行ってきました。

感想はひとこと。

「また正塚作品を観た」でした。

正塚ファンには見逃せない公演です。


もちろん原作は手塚治虫。

でも中身は正塚作品。

以下ネタバレ。

まずは直接の場面としては出てきませんが「中南米のとある小国でクーデターが起こり」女王が重傷を負わされブラックジャックに助けられるところから始まります。

正塚先生って「とある小国」とか「クーデター」とか「革命」って好きですよね(笑)

手塚治虫先生の原作からそうだったのかもしれませんが正塚先生らしいスタートです。

そしてブラックジャックが昔の恋人によく似たヒロインと出会うが最後には結ばれなかったり、そのヒロインが最後に銃で撃たれたり、二番手との心の葛藤があったり、人質バタバタがあったり、若手娘役がちょっと出てきたり、まさに正塚ワールド堪能です。

前半は出演者総出で話が始まるのですが後半になって出演者が減ってきて主演の数名だけの芝居になっていくところも。

生徒によっては前半は出番が多くても後半はラストに1回しかなかったりします。

ただ若手の登用も多く、単に人数の少ない全国ツアーだからというよりもローラ役の花妃舞音やブラックジャックの影役の一輝翔琉や靴磨きの華羽りみ等、めちゃくちゃ出番も多く、そして輝いています。


月組は小公演が「ブエノスアイレスの風」に引き続きまた正塚先生だったのですが、タイトルが「ブラックジャック」で、ポスターも「ブラックジャック」だから、手塚治虫の「ブラックジャック」を観にきたつもりで観たら、実は正塚先生そのものでした。

月城かなともまずは顔が「ブラックジャック」そのものなのですが、正塚作品っぽい芝居をしますし、海乃美月も全く笑わないちょっと冷たい感じがクールで正塚作品。

「芝居の月組」と正塚先生の相性がいいんですね。

花組が「フィレンツェ」や「うたかた」の柴田先生と相性がいいのと同じです。ただ次回花組「二人だけの戦場」は正塚作品。

正塚先生、男性の私は大好きです。


ショー「FULL SWING」は鳳月杏や暁千星の場面がどうなるかが楽しみでした。

風間柚乃や礼華はる、夢奈瑠音がその穴を埋めて大活躍しててよかったのは当然として、元々の場面自体の変更もあり、天紫珠李や結愛かれん等もいっぱい使って、より「アダルティー」になってました。

ちなみにS11「戦場」のジャンゴの月城かなとが軍服姿で銃を持って現れるシーンで今回も白い蝶が飛んでるのですが、プログラムには「蝶 涼宮蘭奈」とありました。

月組は蝶の飛ばし方も役をつけて一生懸命お稽古するんでしょうね(笑)

月城かなとと海乃美月の新生月組デビュー作だった「FULL SWING」、出演するひとりひとりの月組生全員が同じ場面でも10ヵ月分以上、より大人になってました。


「芝居の月組」だけでなく、「大人の月組」いいですね!


半分だけでこれだけできる月組、最高!



「正塚ブラックジャック」

総合評価        ☆☆☆

月城かなとなりきり度  ☆☆☆
海乃美月クール度    ☆☆☆
その他若手の輝き度   ☆☆☆


ではまた劇場でお会いしましょう!



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