イスラエル旅行記7 2019.1.3

 

今日は木曜日。

のんびりイスラエルもあと2日。

神殿の丘の岩のドームにまだ行ってないので本日は必ず行こうとしっかり起きました。

と言うのも神殿の丘は金土祝は休み(笑)

おまけに神殿の丘は午前中に3時間と午後に1時間しか入れない!

お祈りか何かの関係なのでしょうか…

旅行者には苦手な午前中が3時間なのに好都合な午後は1時間だけです(笑)

要するにタイミングをはずすと外国からの旅行者にとっては一生に一度しか見れないかも知れないワケです♪

「神殿の丘」と言っても写真で見るかぎり丘があるワケではなさそう…

「岩のドーム」と言っても岩ではなくて金ピカの屋根だし、ドームと言っても型はフツーのモスク?

でも実はエルサレム旧市街、いやイスラエルの、パレスチナの複雑な事情のすべてを物語る建物、それが神殿の丘にある岩のドームだと言っても過言ではありません…

 

やはり遅刻しました(笑)

ホテルを早めに出たつもりが、ちょっと忘れ物をしたり、トイレに寄ったり、嘆きの壁に寄ったり、入り口を探したりしているうち入場時間の10時30分を過ぎてしまった…

ギリギリに入ってもあせって見たくないし、時間になると追い出されるらしいし…

実は道に迷いました。

「地球の歩き方の地図」では「嘆きの壁広場から入れそうな感じの道を行けばいい感じ」だったのですが、その道がわからなくて探しながらとうとう一度糞門の外まで行ってしまったのです。

要注意です!

まず、「嘆きの壁」から糞門側のチェックポイントを出て進行方向にある入り口をさがすのではなく、出た瞬間に左にUターンしなくてはなりません。

いったんユダヤ教エリアを出ていって、再度イスラム教エリアに入る感じ。

ユダヤエリアからイスラムエリアにつながっている感じではありません。

つまりユダヤエリアからイスラムエリアに直接入ることが許されない?

従って嘆きの壁広場を出ていく時は入り口は進行方向の後ろにあります!

 

旧市街の糞門側から嘆きの壁に入るボディーチェックポイントとまったく同じ場所に右側に並んで入り口があり、非常に狭い入り口なので注意深くみないとまるで嘆きの壁チェックポイントへの従業員通用口にしか見えない(笑)

入り口の上には夏と冬で入場時間が変わるため電光掲示板に時間が示してあるので多少目を引きますが、回りは例の読めないヘブライ語。

もし入場希望者が行列を作っていれば気がつくかも知れませんが、我々が着いた時にはすでに扉が閉まっていて誰もいませんでした…

入り口が分かりにくくて質問が多いためなのか、糞門近くのインフォメーションセンターにも神殿の丘に繋がる入り口の通路の手前にも確かに「神殿の丘の入り口はあっちという紙」が貼ってあって「入り口はあっちといいたい矢印」が書いてあるのですが、なぜか細かい性格の日本人の我々には矢印のさきっぽの角度ががずれてるとしか思えない「矢印」なのです(笑)

腕を伸ばした方向と違った方向を腕の一番先に付いている指先が指しているアレです。

しかもA4の小さな紙に小さく書いてインフォメーションセンターの窓や入り口の金属の柵にセロテープで張ってあるだけ(また笑)

英語のスペルも間違ってました(誰が書いたんだが…)

?!

もしかして誰か観光客が気を効かして持っていた紙に書いて残していったものかも!

つまり、この観光ポイントだけは「ウェルカムエルサレム!」ではなくて「どうしても見たければ見せてやってもいいが本当は見せなくないんだ」的な雰囲気がいっぱい♪

ますます見たい!!!

おまけにユダヤ教徒が嘆きの壁を大きくするために奪回後、壁の下側を掘っていってしまったため、観光客が唯一入ることを許された「モロッコ門」は、昔は「地上と同じ高さ」にあったはずが、いまや「なぜか地上10メートルの高さにある空中門」になってしまったためフツーの道をいくのではなく「仮設の木製の空中通路」を通らなくては入れないのです!

数日前に嘆きの壁を初めて訪れて写真を撮っていた時に「せっかくの壁なのに右側に工事用か何かの通路が入ってしまい画像的に残念だなあ~」と思っていたのがこの通路!

壁を広げたくて下に掘ったユダヤ側とそんな所からしか中に入れさせないイスラム側の対立?

観光客にいじわるですよね~(笑)

最初に気がついていればこんなに迷わなかったのですが。

平面のガイドブックには立体的な図や街の高低差は書いてありません。

ましてこんなゴタゴタはガイドブックは書きたくないんだよな~(笑)

実は神殿の丘地帯に出入りできる他の門はすべてこんな不便な高低差はなく、モロッコ門の仮設通路しか入れないのは、ひとこと「政治的な理由」だそうです(笑)

面白い!!!

 

冬は12時30分が開門時間。

見逃すといけないので1時間前から並びました。

と思ったら30分も早く開門してくれました♪

ラッキー?

が、エルサレムで一番新しそうなボディーチェックを受けて木製の通路を進んだだけで、やはり本当のモロッコ門は12時30分にならないと開きませんでした。

要するにボディーチェックに時間がかかるので長くなった列を整理するために木製の通路部分に入れてくれただけ。

しかし今度は寒風吹きすさぶ木製の橋の上で30分耐えなくてはならないのは、やはり神の与えた試練なのでしょうか?(笑)

木製の橋の上から嘆きの壁がよく見えます。

 

一番前に並んでいた白人女性達に冗談でなのか、「なぜ見たいんだ?」と警備員が話しかけていたのですが、これがイスラム側の本音なのかも知れません。

「中では静粛に。悪ふざけ禁止。」という注意を受けてようやく入場。

そこには、この混沌とした狭い旧市街とは思えない光景が広がってました。

噴水や樹木のあるきれいな広い庭。

金色に光輝く岩のドーム。

彩飾の美しい壁。

広い敷地の中に巨大でシンメトリーなモスクが大きな石の階段の上に建っています。

 

壊されて壁だけ残ったユダヤ教や雑然としたキリスト教の聖墳墓教会とまったく真逆な岩のドーム。

迫り来るキリスト教徒十字軍観光客と聖地奪回に成功したユダヤ教徒の実効支配下のエルサレムに残された最後のイスラムの意地です。

この3つが旧市街、いやイスエル、パレスチナの事実です。

 

いろいろ書いてしまいましたが個人的に悪意があるワケではありませんので悪しからず。

強いて言えばゆる~い仏教徒の我々からはユダヤ教とキリスト教徒とイスラム教徒の命をかけた確執の本当のところは完全に理解することは難しいんでしょうね。

せめてエルサレムに来て問題を理解しようとしている努力だけでも認めてください。

 

とにかく2時間近く待ったかいがありました…

イスラムにとってはメッカ、メジナと並ぶ大事な第3番目の聖地

「岩のドーム」

エルサレムに取り残された美しきイスラムの砦

「嘆きの壁」と「聖墳墓教会」と並んで、一見の価値あり!

 

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